内容説明
物理学者でありながら詩人の感性をもった名エッセイスト寺田寅彦の静謐な生涯。
目次
１ 系譜
２ 出生
３ 幼年時代
４ 高知中学校時代
５ 熊本第五高等学校時代
６ 東京帝国大学学生時代
７ 大学院学生・講師時代
８ 海外留学
９ 東京帝国大学助教授時代
１０ 東京帝国大学教授時代
１１ 航空研究所所員時代
１２ 理化学研究所所員時代
１３ 地震研究所所員時代
１４ 研究所員専任時代前期
１５ 研究所員専任時代中期
１６ 研究所員専任時代後期
１７ 病床から死去まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryoichi Ito
2
読んだ本の表紙は枇杷の絵だが，出版社・発行年・頁数が一致するので同一本だと思う。寅彦の生涯を知るのに最良の本。祖父とほぼ同年の人だが，昔の人という感じがしない。寅彦は実に多くの手紙を書き，漱石・友人・弟子たちとしょっちゅう会っている。その濃密な人間関係に驚く。2016/08/10
ipusiron
0
1999/8/31読了
