出ふるさと記

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103755050
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

家出、うろつき、逃走、世捨て・・・。人はみな、ふるさとを出て、「その人」になる―寺山修司、安部公房、坂口安吾、深沢七郎ら12人の作家の列伝紀行。

内容説明

漂流、世捨て、雲隠れ。破天荒な人生を歩んだ12人の作家たち。人間存在への愛情と理解に貫かれた列伝紀行。

目次

私生児―高見順
漂流物―金子光晴
引揚者―安部公房
記録係―永井荷風
笑い虫―牧野信一
迷走―坂口安吾
彷徨―尾崎翠
巣穴―中島敦
家出―寺山修司
雲隠れ―尾崎放哉
うろつき―田中小実昌
世捨て―深沢七郎

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。カフカ、ゲーテの新訳、評論をはじめ、ドイツ語圏の文化をつづったエッセイ、山・川・温泉・自然や動植物に関するエッセイ、テーマ別人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。主な訳書に『カフカ小説全集』(日本翻訳文化賞)、『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著書に、『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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