民芸―理論の崩壊と様式の誕生

民芸―理論の崩壊と様式の誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103713012
  • NDC分類 750

内容説明

柳宗悦の民芸理論を初めて根本的かつ体系的な見直しを試み、その矛盾を徹底的に洗い出し、全く新しい視点から、民芸の将来を見通した画期的な書。

目次

「民芸」成立の周辺(「民芸」の出発;先駆者岩村透と山本鼎;柳宗悦と宮沢賢治;北大路魯山人の罵言)
民芸理論の矛盾
李朝工芸
個人作家(有銘作と無銘作;野々村仁清の意義)
様式の誕生(民芸の「堕落」とその原因;正統民芸は生れ得るか;民芸様式の誕生)
「民芸」とアール・ヌーヴォー(なぜアール・ヌーヴォーか;両様式の範囲;「民芸」の宗教性;作家達とその分野)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星火

0
柳の仏教美学論文執筆の際に読んだ。柳の論理的でない文章を徹底的に批判している代表作。私は柳の文章の価値は論理的であることではないし、彼がそこから外れたところに価値を見出そうとして生きてきたと思っているけれど、たしかに、そう言えば言えるよねといった感想。2015/01/07

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