出版社内容情報
うぐいす、桜、ほととぎす、五月雨、ほたる――日本人が折にふれて愛しつづけてきた春夏の風情を、さまざまな和歌を通じて楽しむ。
「春は曙」と「春宵一刻直千金」――いずれの春がお好きですか? 若い女性が袂にしのばせた梅の花の香。業平や西行が深く愛した桜。待ちつづけていても鳴いてくれないほととぎすの声。暗闇にほのかな光をともす蛍。初霞に春の到来を予感し、新緑とともに衣を更えてきた日本人が、いにしえから折にふれ愛しつづけてきた春夏の風情を、王朝時代から幕末までのさまざまな和歌を通じて楽しむ。
内容説明
若い女性が袂にしのばせた梅の花の香。業平や西行が深く愛した桜。暗闇にほのかな光をともす蛍。初霞に春の到来を予感し、新緑とともに衣を更えてきた日本人が、いにしえから折にふれ愛しつづけてきた春夏の風情を、王朝時代から幕末までのさまざまな和歌を通じて楽しむ。
目次
春歌の部(霞;若菜・若草;残雪・解氷・余寒;梅の花;梅が香 ほか)
夏歌の部(更衣・新樹;卯の花;ほととぎす;花たちばな;棟・早苗 ほか)
著者等紹介
松本章男[マツモトアキオ]
昭和6年、京都市生まれ。京都大学文学部仏文科卒。出版社勤務を経て文筆業に。平成21年、『西行 その歌その生涯』でやまなし文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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