病いの人間史―明治・大正・昭和

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病いの人間史―明治・大正・昭和

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103647027
  • NDC分類 281
  • Cコード C0047

内容説明

苦悶にあえぎつつも病気を楽しんだ正岡子規。ガン告知を望み、余命を敢然と生きた中江兆民。病気が自分を豊かにしたと言い切る宮沢賢治。明治大正昭和を代表する10人のカルテが語りかける、病いと死の哲学。エピソード豊かに綴る、これはネガの日本近代史。

目次

樋口一葉
中江兆民
正岡子規
乃木希典
夏目漱石
松井須磨子
野口英世
竹久夢二
宮沢賢治
斎藤茂吉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

18
樋口一葉のイメージが一変する。実際に彼女と交流のあった人物の証言に共通するのが、小柄で猫背だった、髪が薄かった、決して美人ではなかったということ。また、極度の頭痛持ちだったとも。森鴎外も激賞した「たけくらべ」を発表した後、わずか二十四で散ったのも、インパクトが大きい。その意味で、人生は短くとも、どう生きるかが重要と思い知らされる。2024/05/21

讃壽鐵朗

2
紀行文を付け加えているのがいい2015/08/04

讃壽鐵朗

1
紀行文を付け加えているのがいい

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