影武者徳川家康〈下巻〉

影武者徳川家康〈下巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 645p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784103618058
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

影武者と秀忠の暗闘は続く。江戸、大坂に対抗し泰平の世を築く砦駿府の城が完成した。―歴史の闇に隠れ資料の裏に潜む物語を読み取った空前の大長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロドリゲス

23
史実を上手く利用しているので、自分が影武者の二郎三郎になっているかのようになって、手に汗握る、とてもドキドキしながら読めました。 素晴らしい小説です。 ★★★★★2020/03/26

らいおねる

5
下巻は影武者家康が命を全うできるかになってます。歴史として残ってるものを解き明かすときにある矛盾というか不自然な所を上手く使ってる感じがしました。読み終わった時の感想は良く言えば奇想天外、悪く言えば荒唐無稽。長編の歴史小説としては凄く楽しめました。2024/11/23

鉄善

5
とにかく長かった。風魔と柳生の闘争が長々と続きそこは冗長だったな。あとがきに影武者説を考えついたのが作者自身で、その前提で徳川実記と読み返したら、面白くてどうしてもこの小説を書きたくなった由。その情熱は充分に感じられた。2019/02/14

ツカモトカネユキ

4
1989年発行。上巻より。駿府城完成から大阪の陣まで、怒涛のごとく物語は進み終結を迎えます。仮面ライダーシリーズの悪の結社のような二代将軍が柳生を筆頭として主人公、二郎三郎に何度も襲いかかります。後半は、六郎を筆頭とする裏軍団らの活躍で物語は進みますが、歴史が証明するように主人公の想いは挫かれます。松平忠輝の件は、作者の他作品に描かれており、興味がある方は物語を広げるのもよいと思います。終わり方は想像通りですが、多種多様な徳川家康を扱った他作品と対比して楽しむことができるのではないかと思いました。2025/05/05

rivaner

4
読み応えのある本だったと言っていいでしょう。時代小説というよりもある種の考察本と言って良いかも知れません。原哲夫が漫画にしていましたが、これは文字として読んでこそ、隆慶一郎の力量がわかるというものです。2013/01/03

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