出版社内容情報
明治時代、新生・大日本帝国が一等国となる道を切り開いた男の立志自立編。生後間もなく里子に出され、渡米留学するも「奴隷」になり、帰国後は「芸者のヒモ」に落ちぶれ、ペルーの鉱山開発でスッテンテンに。何度も人生のどん底を味わいながら、日露戦争の資金調達に成功して日本を救う。金融史の専門家が『自伝』で描かれたエピソードの虚実を検証し、従来の是清像を大きく塗り替える圧倒的評伝!
内容説明
「奴隷」、芸者のヒモ、相場師から日銀総裁へ。従来の是清像を塗り替える圧倒的評伝!
目次
第1部 立志篇(アメリカへ;唐津;相場師時代;特許局;アンデスの銀嶺)
第2部 自立篇(日本銀行;北からの脅威;日露開戦;外債発行;増税;講和へ;戦後処理)