出版社内容情報
守護神はハブ。ガラパゴスで何が悪い? まか不思議な「最後の秘境」へようこそ! 獣医資格があるばっかりに、一切異動ナシ。限りなく豊かでユニークな人生を歩んだ東大の名物研究者が生物の楽園を愛情たっぷりにご案内。2万年前のハブは今の2倍の大きさ? 30年生きた例も? クロウサギの素顔とは? 世界自然遺産を軽妙に味わい尽くす面白蘊蓄エッセイ。【推薦 山極壽一&解説 養老孟司】
内容説明
奄美の守護神「ハブ」。その知られざる正体は…。かゆいところに手が届く地図やイラスト満載!次の旅先は奄美一択!
目次
1部 毒蛇ハブ、確かに奄美にいます(ハブは怖いのか;ハブの毒は筋肉を溶かす;そんな私は島根生まれ、島根育ち;ハブを捕って生活できるのか;私とハブとの仁義なき二十年戦争;それでもハブに出会ってしまったら;ハブは食えるのか、おいしいのか;ハブはマングースに勝てないのか;なぜ、私は40年、異動がなかったのか)
2部 奄美で自然まみれ(奄美のおススメ10スポット;奄美のナチュラリストたち)
3部 文化と自然(奄美の人たちはこんなふう;世界自然遺産登録に思う)
著者等紹介
服部正策[ハットリショウサク]
島根県生まれ。東京大学農学部畜産獣医学科卒業。東京大学医科学研究所の奄美病害動物研究施設に2020年3月まで約40年間勤務。専門は実験動物学、医動物学。ハブの生態、咬傷予防、ハブ毒インヒビターの研究や、ワタセジネズミ、トゲネズミなど野生哺乳類の研究、実験用霊長類を使用した感染防御実験などを行ってきた。休日や夜間の野生動植物の観察がライフワークで現在も続けている。退官後は、島根県の山間部で農業をしながら、奄美の自然を伝える活動や著述に勤しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
fwhd8325
ちゃま坊
おはぎ
DEE