出版社内容情報
8000m超の14座そのすべてに写真家として世界で初めて登頂した記録。23歳でエベレストを登頂して以来20年余。世界で最も高く危険な山々への挑戦はついに「最後の山」シシャパンマへ。人間を拒む「デスゾーン」でぼくが見たのは、偉大で過酷な自然の力と、我々はなぜ山に登るのかという問いへの答えだった――中判カメラを携え、人類の限界を超えようとする仲間たちと共に登った生の軌跡。
【目次】
内容説明
ぼくらはなぜあの山に命を賭して登るのか。生涯の友となった新世代のシェルパとの出会い、ヒマラヤの山岳史を覆した「真の頂上」問題、そして山頂直下で目撃した衝撃的な遭難―。世界には標高8000メートルを超える山が14座ある。その全てに写真家として史上初めて登頂した軌跡を綴る。
目次
第一章 新世代シェルパ ガッシャブルム2峰+ダウラギリ
第二章 間違ったルート カンチェンジュンガ
第三章 執念の山 K2+ブロードピーク
第四章 真の頂上とは マナスル
第五章 悲痛な報せ アンナプルナ
第六章 楽園と地獄 ナンガパルバット+ガッシャブルム1峰
第七章 白い闇 チョオユー
第八章 二つの雪崩 シシャパンマ
第九章 生還者
第十章 最後の山 シシャパンマふたたび
著者等紹介
石川直樹[イシカワナオキ]
1977年、東京生れ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』、『POLAR』で日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞写真賞を受賞、2011年『CORONA』で土門拳賞、2020年『EVEREST』、『まれびと』で日本写真協会賞作家賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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