内容説明
戦国時代創業の老舗餅屋から始まった快進撃の原動力は、幼い頃からの「微生物」好きだ。伊勢の森で野生酵母を採取、単離し、ビールに仕上げる途上で博士号まで取得する情熱と凄腕ぶり―とは裏腹に、失敗続きのトンネルを抜けたのは40代になってから。好きこそものの上手なれ!これぞ「研究開発型」人生、新たな働き方のかたち。研究開発型発酵が生み出す、超遠回りサクセスストーリー!
目次
1章 餅屋で終わってたまるか
2章 ビール造りの天国と地獄
3章 ビール・サイエンスラボを目指す
4章 無限の酵母愛を胸に
5章 50歳にしてやっと自分も発酵してきた
6章 伊勢をもっと発酵させてやる
7章 こんな奴が成功しているクラフトビール界
8章 日本のクラフトビール新時代に
9章 オレ流発酵組織論
番外編 クラフトビールの愉しみ方
著者等紹介
鈴木成宗[スズキナリヒロ]
伊勢角屋麦酒社長。1967年伊勢市生まれ。東北大学農学部卒業後、創業1575年、20代続く家業の「二軒茶屋餅角屋本店」の餅屋の仕事に就く。1994年の酒税法改正で可能となった小規模醸造、ビール造りに「伊勢角屋麦酒」として97年に創業。レストラン経営にも乗り出すがうまく回らずどん底に。2003年、日本企業初の「Australian International Beer Awards」金賞を皮切りに数々の賞を受賞、世界で最も歴史あるビール審査会「The International Brewing Awards2019」で「ペールエール」が2大会連続で金賞に輝いた。2004年頃から学んだMGやランチェスター戦略等が経営に活き、近年は毎年増収増益だ。日本商工会議所青年部の中地区副会長を務めた経験も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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