ウチらは悪くないのです。

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ウチらは悪くないのです。

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103523116
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの、どうやら初めての彼氏というものができましたのよ――。型破りな女子大生二人組が札幌の街を駆け巡る、爆笑のアンチ青春小説。

内容説明

大学デビューにも無縁の自由気ままな日々を愛するあさくら。しかし、周囲のプレッシャーに負け、一度会っただけの男子と付き合うことに!?男女交際の指南をする同級生にダメ出しされまくり、あさくらはだんだんと自分を見失って行く。昔からの友人であるうえぴは、そんなあさくらを生温かく見守るのだが―。とびきり厄介なあさくらさんが、苦難(?)の末に自分をみつける物語。女子大生二人組が札幌の街を駆け巡る、ユーモラスなアンチ青春小説。

著者等紹介

阿川せんり[アガワセンリ]
1988年北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。2015年『厭世マニュアル』で第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

27
☆☆ある意味印象強かった作品。辛口だが、小説としての体をなしていない、文章も支離滅裂(著者は新しい文体と思っているのだろうが、数年で死語となる言葉遣い)、良く新潮社が出版したと呆れた。非常に読みづらい文章も、だんだんと慣れてきて、あさくらとにさかの恋愛ごっこが盛り上がるかと思いきや、オタクチックな喧嘩で物別れ。なんじゃこりゃとがっかりした。されど、作品の舞台が、北大の学食、図書館、アピアドームなど、思い出の地でもあったことや、行くあてのない会話は面白かった。私のいた当時の北大文芸部は硬派だったな。2019/11/23

horihori【レビューがたまって追っつかない】

16
自由気ままな日々を愛するあさくらだが、周囲のプレッシャーに負け、男子と付き合うことになる。昔からの友人うえぴは、あさくらを生温かく見守る話。前日に読んだ「死にがいを求めて生きているの」に続いて、北海道大学が舞台。ゆるゆるっと過ぎていく日常。大学のころって、こんな風な時間を過ごしていたなぁと懐かしくなる。2019/04/19

は?

15
何か変わることが青春ではない 普段の代わり映えのない生活を重ねることにも楽しさがある それを否定する人もいるが決してその生活が不毛なわけではない 同感/ 厭世マニュアルややっかいさんとは少し毛色が違い,何か安心して二人を見守ることができた 面白かった2019/03/24

ささやか@ケチャップマン

13
前々作と前作に比べると一番エンターテインメント性が強く、なおかつ優しかったように思える。一言でまとめてしまうと、結局何も変わらないし意味もなく大学生としての時間を空費しているわけだが、しかし、それは青春ではないと否定しないところが白眉。世の中ってのは若者なら夢と熱意に溢れていないといけないかのような風潮があるが、そうでないようにあってしまう人なんていくらでもいる。本作はそんな誰かを肯定しているわけで、その視線の当て方は評価されるべき。アンチ青春と帯にうってあるが、私は意見を異にしており、これも青春なのだ。2019/04/11

やす

12
女子大生'sトーク小説なのだが、その内容はファッション・化粧・彼氏といった定番であるにもかかわらず、彼女たちにはまったく解脱といっていいほど何も起きない。口調は標準語を基調としつつ、熱くなると北海道弁、その他出所不明の方言を交え、第一人称は苗字であるという奇妙さ。主人公あさくらさんの友人はマンガオタクであり小説家を目指している。彼女の書く小説は「ウチらは悪くないのです。」の未来を暗示、いや明示する入れ子構造。ちっともさわやかではないのに読後感のとてもさわやかな作品。2019/04/05

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