出版社内容情報
事業承継でM&Aを選択した中小企業オーナーの事例を集めた一冊
誰に承継させるか。先代・子・取引先に地元コミュニティなど、
様々な関係者がいながら、すべてをさらけ出して相談するのが難しい。
それが事業承継です。
地域も業種も規模も異なる10人がM&Aを選んだ経緯とその後をまとめました。
内容説明
M&Aを決断した10人の中小企業オーナーが経緯と現在を語る。
目次
第1章 中小企業経営者を取り巻く環境を知る―中小企業のM&Aはこれから増え続ける
第2章 M&Aを決断したオーナーの本音を知る(鍛造品の製造・羽咋丸善株式会社―経営課題だった後継者選びを終えNTN・伊藤忠丸紅住商グループで成長を目指す;家具などの卸売り・ミヤコ商事株式会社―M&Aでより大きなビジネスが可能に 長年にわたる父子の確執も解消;ネジ類の製造・株式会社山添製作所―特殊品&関東拠点の特徴生かし汎用品&関西拠点の同業に譲渡;そば店の経営・株式会社はしもと(現・株式会社遊鶴)―財務健全化を経営目標にしつつ10年先を見据えて東証一部企業への譲渡決断
ブライダルプロデュース・株式会社かわの(現・Share Clapping)―「特別な存在」だった同業大手にM&A 念願だった50歳での事業譲渡を実現
保育・教育サービスの運営・株式会社アソシエ・インターナショナル―親族への承継ではなく事業承継を支援する公的ファンドに譲渡
キノコなどの生産・販売・株式会社ミスズライフ―さらなる飛躍のため会社分割を活用 ファンドとの二人三脚で循環型農業の実現目指す
フィットネスクラブなどの運営・株式会社ブルーアースジャパン―M&Aで不安だった資金の問題を解消 国内外への積極的な新規出店を実現
人材教育・人材派遣業など・株式会社メイン―M&Aを考えてから10年以上かけて見つけた「掛け算」で将来を託せる会社
医療用品の販売・アズテック株式会社―創業時から掲げた「百年企業」の夢を投資ファンドに託す)
第3章 M&A仲介の現場を知る(特別対談・会社を任せていただくオーナー様の気持ちに寄り添う―M&Aを提案する前に必ずする3つの質問;解説・「トップの価値観の一致」がM&A成功のカギ)
著者等紹介
中村悟[ナカムラサトル]
M&Aキャピタルパートナーズ代表取締役社長。1973年福岡県生まれ。工学院大学工学部を卒業後、大手ハウスメーカーの積水ハウスに入社。設計業務を経て、営業業務に8年間従事。2005年にM&Aキャピタルパートナーズ株式会社を創業。16年にはM&A仲介の老舗レコフ及びレコフデータと経営統合を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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