孤独の意味も、女であることの味わいも

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孤独の意味も、女であることの味わいも

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  • サイズ B6判/ページ数 139p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103522522
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いじめ、死産、そして……。
気鋭の国際政治学者が長年抱いてきた葛藤を初めて明かし、女を生きることの孤独を赤裸々に綴った問題作。

傷を負っても、最愛の子を喪っても、人生には必ず意味がある――。
女であることは、強さと矛盾しない。
知性は感性を殺さない。
本を偏愛した少女時代。
学校生活での疎外は暴力へ。
夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び女性になるということ。
どんなことがあっても救えない子はいない。
正解のない試行錯誤そのままに、気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて語る。

[著者略歴]
三浦 瑠麗[ミウラ ルリ]
著・文・その他

内容説明

傷を負っても、最愛の子を喪っても、人生には必ず意味がある。気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて明かす。

目次

転機
子育ての日々
はじめの孤独
子どもを産む
茅ヶ崎の家

残された者たち
夫と暮らす決心
強情っぱりの幼稚園児と女になるということ
湘南高校へ
どうしようもない状況
大学へ
門司の家
彼氏という存在
初めての経験
籠る日々
弔い
他人との触れ合い
ほんとうの自立
「女」が戻ってくるとき
女が男に求めるものについて
孤独を知ること

著者等紹介

三浦瑠麗[ミウラルリ]
1980年、神奈川県生まれ。国際政治学者。幼少期を茅ヶ崎、平塚で過ごし、県立湘南高校に進学。東京大学農学部を卒業後、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科を修了。博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師を経て、山猫総合研究所代表取締役。博士論文を元にした『シビリアンの戦争―デモクラシーが攻撃的になるとき』(岩波書店)でデビュー。「朝まで生テレビ!」、「ワイドナショー」などテレビでも活躍する一方、旺盛な執筆、言論活動を続ける。第18回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぅわん

87
【愛するときには身悶えするほどに愛さなければ、その愛はあなたの人生に刻印を残すことさえできない】テレビなどで活躍される彼女。こんな過去があるとは…。自我との葛藤、母との関係、イジメ、性的被害、流産…夫との出会い。生々しいセキララ私小説。お互いの支え方、素敵だね。居場所と大切な人がいる空間は、ほっとするよね。恋をしてる人が綺麗なのは心を開き鎧を解いて心が柔らかく受け入れようとするから。私をちゃんと理解してほしいから。最愛の子を喪っても人生には必ず意味がある。そう、意味のない人生なんてないんだ。自分だけの人生2020/01/30

どんぐり

82
ずいぶん薄い本だなと思い読み始めたら、内容は実に重い。国際政治学者としてメディアで活躍する女性からは想像のできないつらい体験が綴られている。転校生として同級生にハブられたこと、私の存在がいけなかったと自分を責める「初めての経験」、死産の記憶のなかでこの世に送り出された新たないのち。そして最後に、女性から女性へ「誰だって傷を抱えて生きている。あなた自身を、出来事や外部に定義させてはいけない。あなたのことはあなた自身が定義すべきなのだ」という強いメッセージ。この言葉があって、三浦さんのことが少し好きになった。2021/02/01

うっちー

73
私が悪いのですが、女性向きの本です2019/10/25

とよぽん

56
タイトルの深遠さ、三浦瑠麗さんの名前を見てこんな本(自伝的エッセイ)を書いていたのか・・・と思った。一気に読んだ後、何箇所も読み返した。国際政治学者としての活躍の陰に、幼少期や思春期、死産、ワンオペ育児など幾多の辛酸を経験しての今があることを知って驚いた。三浦さんは時を超えて自分自身に届けたかったことを書いた、と記していたが、読者(特に女性)にもそっと力を与えてくれる渾身の1冊だ。2020/04/09

ころこ

54
学者はともすると観念に流れがちですが、著者の自伝から感じるのは身体です。虐められて叩かれて飛んだ眼鏡の音、死産した子を妊娠していたことを取り戻そうとする感覚、亡くなった義母の煙草の匂い、大学の入学試験の日の兄の手術の痛み、若い彼氏がぶつけてくる肉体的な欲望。女とは、女という視線を内面化した存在だが、それは観念である。そこからはみ出した自我をどの様に解き放つのか。著者は、はじめ孤独として感じ、試行錯誤の末、彼女が得た自由への道筋は、身体性に否応なく縛られる現代の女性が、多かれ少なかれ直面する生き辛さと言い換2019/05/17

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