一発屋芸人列伝

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103519218
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世の中から消えた芸人たちの現在は、ブレイクしたあの時より面白かった!? 発売前から話題騒然、雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。輝いた時代は終わる。それでも、人生は続く。雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞! 誰も書かなかった今の彼らは、ブレイクしたあの時より面白い? レイザーラモンHG、テツand トモ、ジョイマン、波田陽区……世間から「消えた」芸人のその後を、自らも髭男爵として“一発を風靡した”著者が追跡取材。波乱万丈な人生に泣ける(でもそれ以上に笑える)、不器用で不屈の人間たちに捧げるノンフィクション!

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
著・文・その他

内容説明

それでも、人生は続く。不器用で不屈の人間たちに捧げる、涙と笑いのノンフィクション!雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。

目次

レイザーラモンHG―一発屋を変えた男
コウメ太夫―“出来ない”から面白い
テツandトモ―この違和感なんでだろう
ジョイマン―「ここにいるよ」
ムーディ勝山と天津・木村―バスジャック事件
波田陽区―一発屋故郷へ帰る
ハローケイスケ―不遇の“0・5”発屋
とにかく明るい安村―裸の再スタート
キンタロー。―女一発屋
髭男爵―落ちこぼれのルネッサンス

著者等紹介

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
本名・山田順三(やまだ・じゅんぞう)。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。地元の名門・六甲学院中学に進学するも、引きこもりになり中途退学。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学も、その後中退し上京、芸人の道へ。『新潮45』で連載した「一発屋芸人列伝」が、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞し話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

修一朗

168
一発屋芸人さんてブームが去ったらやめちゃう人が大部分なのかと思っていたら,営業を続けて食べていく人も多いのね。ピークですぐに卒業しちゃうアイドルグループというより,当てたネタを丁寧に扱って食っていく演歌歌手に近いのだ。昔ラジオで聞いていた山田ルイ53世は教養ネタが得意な芸人さんのイメージ,確信犯的なくどい文章は鼻につくけど文章は面白い。全く知らない人とコンビを組んだという相棒の樋口君のポジションも意外でした。知らない芸人さんは飛ばし読み。お気に入りは①レイザーラモンHG,②テツandトモ,③もちろん髭男爵2018/09/15

きみたけ

158
自身も「一発屋芸人」と呼ばれた著者が、コウメ太夫、ジョイマン、波田陽区、スギちゃんなど12組の芸人に取材。不器用ながら一歩ずつ前に進むそれぞれの今に迫っていて大変興味深いです。大ブレイクを果たしたのち、テレビから姿を消した彼らの人生はその後も続いていたんですね。一発屋としての矜持を持った芸人と、そうでない芸人の差が激しすぎて何とも言えません😅 ムーディ勝山と天津・木村のバスジャック事件の件は、芸能界の厳しい世界を垣間見れた気がしました😔2021/01/12

美登利

124
なかなか面白かったです!髭男爵のルイ53世が1発屋と言われる芸人さんたちを訪ね取材をして(あまり内容は多くない)主に彼がその芸人さんの日頃の様子やこれまでの仕事ぶりや周りの人々との交流などで1発屋がどんな人であるか、冷静に判断したり、引いたりと語ります。数年お笑い番組をあまり見ないので新人は知りませんがここに挙げられた方はテレビでも良く見たし時々見ますね。よく分からないネタや面白くないネタもあったけれど。みんな下積みが長く苦労人ですね。コウメ太夫のサラブレッドぶりには驚いたなぁ、一番理解が難しいね。2018/12/22

ナイスネイチャ

122
図書館本。一発屋の髭男爵山田ルイ53世さんが一発屋を語る。特にギター侍とコウメ太夫の下りは面白かった。客観的に人物像を語るのも。2019/07/06

kinkin

114
自らも芸人である髭男爵の山田ルイ53世が10組の一発屋と呼ばれるピン芸人について書いた本。テレビのお笑い番組はほとんど見ないが出てくる名前には覚えのあるものもあった。お笑い・・・・今のお笑いというのはそれを客よりも芸人仲間や先輩芸人、テレビ関係者に受ける笑いのほうに向けているのではないか。昔風でいうと「楽屋オチ」という笑いだろうか。昭和の笑いがすべて良かったとはいわない。社会背景やメディアの多様性で変わってきたのは仕方がない。ただテレビという電波に乗せるにはあまりにもお粗末な笑いが多くなったなあ。図書館本2020/07/06

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