出版社内容情報
「神の湯」が湧き出る日本最古の名湯「道後温泉」にひっそりたたずむ温泉宿「湯築屋」。今日も世界各地の神様たちが癒しを求めてやってくる。この不思議なお宿を切り盛りするのは女子大生若女将の湯築九十九。宿のオーナー兼夫の稲荷神のシロとの甘酸っぱい(?)夫婦生活を送りながら、巫女修行に勤しみ日々成長中だ。そんなある日、九十九の友人の燈火が夜道で何者かに追われ逃げ惑っているところを白い着物の美青年に助けられる。後日、お客様として現れたその美青年は、白蛇の伝説を持つ岩崎神社の神様「ミイさん」だった……!
内容説明
神の湯が湧き出る「道後温泉」にひっそりたたずむ温泉宿「湯築屋」。今日も世界各地の神様たちが癒やしを求めやってくる。この不思議なお宿を切り盛りするのは女子大生若女将の湯築九十九。宿のオーナー兼夫で稲荷神のシロと甘酸っぱい(?)夫婦生活を送りながら日々修業に勤しんでいる。そんなある日、友人の燈火が夜道で何者かに襲われる事件が。必死に逃げ惑う燈火を救ったのは、白い着物をまとった謎の美青年だった。後日お客様として現れた彼の正体は、なんと大蛇の伝説を持つ神様「ミイさん」で…!?
著者等紹介
田井ノエル[タイノエル]
作家。『道後温泉湯築屋』で「第6回ネット小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
綾@新潮部
33
道後温泉湯築屋シリーズ第8弾。今回は最初の「蛇.」から不穏な感じ。九十九の友だちの燈火が人ではない者に襲われてしまう。という重い感じの始まりだったが、その後の章は愛に溢れていた。正岡子規のキャラいいなぁ。特に方言がいいなぁ。ずっと友達の京とも更に距離が縮まって良かった良かった。そして大事なシーンには必ず登場するコマ!コマかわいいけど、大事なとこ!他の登場人物たちも、少しずつわだかまりが無くなりつつあって、すごくふんわりした気持ちで読了した。続きすぐ読みたい~。2021/11/14
よっしー
23
今回は大きな事件もなく、落ち着いた日常話でした。シロ様と九十九の関係性は焦れったくもありますが、二人らしいと言えばらしいのでしょうね。亀の歩みでも前進してるので…気長に見守ろうと思います。種田さんの出番も多く、これから気になるのがミイさんとの仲。どんな風に関係性を築いて行くのか楽しみです。そして何より、九十九の両親の結婚式!!幸せそうな二人が見れて良かったです。晩翠荘、どんなところか行ってみたくなりました。そして、和ドレスとやらも気になります!!2022/08/28
葵@晴読雨読
21
燈火ちゃんの話が中心。あと結婚式。他にも諸々。内容盛り沢山で面白かった〜!2021/12/25
はなりん
15
シリーズ第8弾。シロ様との距離感が中々縮まらないね笑。お互いに大切に思っているのが伝わるので、ムズムズします。両親の結婚式をサプライズでしたけど、いつかシロ様と九十九ちゃんの幸せな結婚式が見られるかなぁ。シロ様を檻から解放するような伏線も見え隠れしてるし、どんな結末か楽しみです。2022/02/13
ひまわり
6
登季子と幸一の結婚式がよかった🎵2023/04/25