出版社内容情報
夫は私の気持ちに気づかない。駐在妻のマリが求めたのは、無垢で危険な愛。バンコクの高級アパートで暮らすマリは、コロナ禍で出張先から帰ってこられない夫と別居生活を送っている。日本にいた母の葬儀にも参加できず、孤独なマリに声を掛けたのは、テオというタイ人青年だった。寄り添い、理解しようと向き合ってくれるテオに、マリは心惹かれるようになる。魂が震える最高純度の恋愛小説。
内容説明
あなたと通じ合えたから、生きていける。心震える、最高純度の恋愛小説。
著者等紹介
一木けい[イチキケイ]
1979年、福岡県生れ。2016年、「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。デビュー作『1ミリの後悔もない、はずがない』が話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
178
一木 けいは、新作中心に読んでいる作家です。 商社マンは、離婚しやすいと聞きますが、暇を持て余している駐妻の前に、魅力的なタイ人男性が現れると恋に落ちるのは、必然かも知れません https://www.shinchosha.co.jp/book/351443/ 【読メエロ部】2025/04/18
いつでも母さん
143
たしかバンコクにお住まいの一木さんだから現地の空気がとても伝わってくる(行ったことないけれど)それ以上に彼女たちの飢え、渇き、熱・・肌感覚で迫ってきた。私の知らない世界・・連作短編3話。ラストの『パ!』が印象に残った。一木さんの作品はどれもタイトルが好み。掬ったと思った私の掌からこぼれ落ちる言葉たちが愛しい。この感性に出会いたくて私は次も読むに決まってる。2025/03/15
おしゃべりメガネ
105
う~ん、R18文学賞作家の一木さんらしいといえばらしい作品かなと。タイはバンコクに滞在する駐在妻達の話。一木さんが書くのでもちろんセクシャルな雰囲気はありますが、本作はきっと作者さんがただひたすら書きたいコトを書き、読む側のコトはあまり考えずに勢いみたいなモノで書いたのかなと感じます。個人的には最初から最後まで、ただひたすら駐妻のライフスタイルを読まされただけにしか思えず、読んでいても全然アタマ&キモチに入ってきませんでした。一木さん、どうしちゃったのかな。タイトルからはかなり期待しただけにちょっと残念。2025/04/02
ゆみねこ
90
一度も訪れた経験はないのに、熱気と湿度の高さと人々の喧騒が立ち昇るような感覚がした。タイ・バンコクの駐在員の妻たち、異国の地で夫とは心が通わず、現地の若い男や女性専用風俗に溺れてゆく。私の知らない世界を垣間見る読書。2025/03/20
やも
79
タイトルと表紙がいいよね。でもハマらなかったよ。タイ駐在妻が夫とうまくいかず、現地の男の子とできちゃった、みたいな話。この夫がとんでもない悪で、その男の子に走ってしまう出来事があって…ってのがなくて。男の子がこの駐在妻を好きになった理由も特に出てこなくて。一目ぼれ?なんとなく気になってた?それだけでこんなにスピーディに両想いになるかねぇ?結果オーライにはなってたのかもしれんけど、レビューも美しく書こうと思えばいくらでも美しく書けそうな気はするんだけど、よく分からなかったってのが正直な感想🤔2025/04/27