出版社内容情報
国連制裁を受けながら、なぜ核とミサイルを開発し続けられるのか。世界中に根を張る非合法組織と対峙し続けた著者による衝撃の告発。
内容説明
なぜ北朝鮮は、「最強の制裁」を何度も受けながら、強力な核兵器や米国にまで届く弾道ミサイルを開発できたのか。国連制裁の最前線で監視を続けた日本人が、驚愕の実例とともに解き明かす。初めて明かされる非合法ネットワークの全貌。国連制裁の最前線で捜査にあたった著者が北朝鮮の急所を抉り出す。
目次
新橋にいたエージェント
北のフロント企業を炙り出せ
懲りない中国
台湾というブラックホール
「抜け穴」は霞が関でつくられる
化学兵器はシリアを目指す
中東・アフリカを席巻する「旧式兵器」
スカッド・ミサイルを解体せよ
盗まれるマザーマシン
核とミサイル「最新技術」の情報源〔ほか〕
著者等紹介
古川勝久[フルカワカツヒサ]
国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員(2011.10‐2016.4)。1966年シンガポール生まれ。90年慶應義塾大学経済学部卒業。日本鋼管株式会社勤務後、93年より平成維新の会事務局スタッフとして勤務。98年米国ハーバード大学ケネディ政治行政大学院(国際関係論・安全保障政策)にて修士号取得、98年より米国アメリカンエンタープライズ研究所アジア研究部勤務。1999年読売論壇新人賞優秀賞受賞。2000年より米国外交問題評議会アジア安全保障部研究員、01年よりモントレー国際問題研究所研究員を経て2004年から11年まで科学技術振興機構社会技術研究開発センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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