バグダッド憂囚―商社マン・獄中の608日

バグダッド憂囚―商社マン・獄中の608日

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  • サイズ B6判/ページ数 411p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103514039
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

イラン・イラク戦争の最中、イラクに出張した商社マンが、仕組まれた贈賄容疑で捕えられ、裁かれた―。秘密警察獄房・裁判所・アブグレーブ刑務所と送った、獄中の608日は、人間のすべての尊厳が否定される非道な日々であった―。はたして商社マンにつ罪はあったのか―。イスラムの教えと、社会主義を国是とする軍事体制下のイラクの実情。商社間の熾烈な受注競走の実態。日本大使館員の知られざる苦労と確執を、緊迫する現地に取材して描く衝撃のドキュメント!

目次

バグダッド 1981年大晦日の前々日
東京 同年10月9日
バグダッド 同年12月
秘密警察獄房 1982年正月
革命評議会裁判所 同年3月
アブグレーブ刑務所・国事犯棟 同年7月
アブグレーブ刑務所・外人棟 1983年正月
外人棟―バグダッド 同年6月
バグダッド―東京 同年8月

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
1981年に収賄罪でイラクにてとらわれた日系商社サラーリマンの600日に及ぶ抑留の物語。現在世界に散らばっている日本人の海外赴任はこのような方々が犠牲を払いながら開拓してきてくれたからと実感。文化の違いによる解釈の違い、イスラム圏だと想像以上に違う。日本に住んでいるのとは違う緊張感をもって日々生活していることを忘れてはいけないと思った。2019/06/09

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