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出版社内容情報
1996年の結成から20年。岸田繁と佐藤征史がロングインタビューで語り尽くした、唯一無二のロックバンド、あの時の真相と未来。もし、このバンドが存在していなかったら、J?POPはどうなっていたのか。オリジナルメンバーの岸田繁と佐藤征史がロングインタビューで語り尽くした、知られざるあの時の苦悩と二人が見据える未来。京都で誕生し、その後の日本の音楽シーンを大きく変えた唯一無二のバンド、くるりの謎と本質に迫る。くるりをよく知る関係者の証言も収録した永久保存版の一冊。
くるり[クルリ]
宇野 維正[ウノ コレマサ]
内容説明
結成から20年。ロング・インタビューで岸田繁と佐藤征史が語り尽くした、あの時の真相とバンドの未来。
目次
第1章 くるり、京都で生まれる
第2章 くるり、東京の街に出てくる
第3章 くるり、時代を駆け抜ける
第4章 くるり、調子にのる
第5章 くるり、ウィーンに行く
第6章 くるり、京都に帰る
第7章 くるりの現在、そして未来
著者等紹介
宇野維正[ウノコレマサ]
1970(昭和45)年、東京都生まれ。映画・音楽ジャーナリスト。「ロッキング・オン・ジャパン」「Cut」「MUSICA」等の編集部を経て、現在は「リアルサウンド映画部」で主筆を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
37
くるりは、自分の青春みたいなものなので、自分史の確認みたいなこともあり、小さな思い出がよみがえってきて感慨深かった。あーそうだったのかーということも意外とたくさんあったのが嬉しかった。2016/09/25
しゅん
23
くるりの二人が宇野さんにこの仕事頼んだのはやっぱ意外なんだよな。1996年から2016年までを言葉にして残す。岸田さんがしょっちゅうやる気なくしてるところがいい。俺も一日に三回くらいやる気なくす。リアルタイムで新作インタビューも読んでたけど、あそこで見せる「やる気」はセールスなどを見据えた演技の側面を持つことを感じた。歴代メンバーとの関係性について詳しく話しているので、今までの音源の聞こえ方も変わりそう。先輩の大衆音楽家たちから愛される理由を「自分たちにクラシックの要素があるから」と推理してて興味深い。2022/10/06
Tui
19
かれこれ10数年、くるりを聴いている。その間に、くるりはメンバーが変わり、音楽のスタイルもアルバムごとに変わり、そして聴く私も、色々と環境が変わった。アルバムごとに、それを聴いていた時のことを思い出させる。そういった意味で個人的にはとても親近性の高い、ノスタルジックな音楽だ。くるりの20年をインタビューで振り返るこの本は、いくつもの危機と激動を経て今なお重要な位置にあるアーティストの、知られざるエピソードが一杯で、何だか改めてとても好きになってしまった。初期のアルバムから聞き直していこう。2016/10/12
tomonokko
13
ファンとしては必読の1冊。全くの同い年、さらには大学も同じで、勝手に親近感を覚えているくるり。何よりその音楽が、言うまでもなく大好き。普通20年もやっていれば、新曲を聴いても「このフレーズ、なんか聴いたことあるような」的な思いを抱くこともあるけど、くるりにはそれがない。新しいアルバムが出るたびにコンセプトがはっきりしていて、その時に岸田くんが入れ込んでいるものが見えるような新鮮さがある。光が当てられることが少ない佐藤くんのベースに対して、岸田くんがその特異性を語った部分が特に面白かった。2016/10/12
パンナコッタ
11
①くるりといえば「旅」。ニューヨーク、ロンドン、ウィーン、そして京都と多くのロケーションから影響を受けているのであながち間違いじゃなかったんだ。 ②くるりといえば「変化」。やりたいことをやってたらこうなってた、というくるり。ばらの花ような名曲からかなりマニアックまで幅の広さが魅力なのはいうまでもない。 ③くるりといえば「躁鬱」。というかこれはこの本を読んで知ったこと。アルバム作って調子こいて→鬱になるって繰り返し。彼らの歴史をみてるとそれもバンドのために必要な通過儀礼じゃないかとさえ思う(笑)。2016/09/18
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