カーテンコール

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カーテンコール

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103397816
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

急逝した女優は「手記」を書き残していた!
遺された夫が書き継ぎ、完成させた愛の物語。

内容説明

人間ドックで偶然発見された「肝内胆管がん」。手術と抗がん剤に疑いを持ち、最善の治療法を探し求めたセカンドオピニオン。信頼できる医師と出会い、覚悟して臨んだ腹腔鏡手術。手術前夜に病室で綴った、夫への遺言。「私の娘」とまで呼んでいた、愛犬シナモンの最期。そして、夫が書き記す、激やせ騒動と衝撃の死の真相。最後まで「川嶋なお美」を演じきった、ある女優の生き様。

目次

序章 スクープ
第1章 疑い
第2章 戒め君
第3章 良性か、悪性か
第4章 セカンドオピニオン
第5章 決断の日
第6章 主人への手紙
第7章 手術と退院後の日々
第8章 私の「がん活」
第9章 再発の不安とシナモンのこと
終章 ラストステージ

著者等紹介

川島なお美[カワシマナオミ]
1960年、愛知県名古屋市生まれ。女優。青山学院大学英米文学科入学と同時にデビュー。「ミスDJリクエストパレード」を皮切りに、映画、ドラマ、舞台などに数多く出演。1998年には、第35回ゴールデン・アロー賞(放送賞)を受賞。趣味も多岐にわたり、ワインエキスパートやアクアアドバイザーなどの資格のほか、フランスの四大ワイン産地より騎士号を叙任。2009年、パティシエの鎧塚俊彦と入籍。2015年9月24日19時55分、胆管がんにより死去

鎧塚俊彦[ヨロイズカトシヒコ]
1965年、京都府宇治市生まれ。関西のホテルで修業後、渡欧。スイス、オーストリア、フランス、ベルギーでさらに8年間修業を積む。ヨーロッパで日本人初の三ツ星レストランシェフパティシエを務めた後、帰国。2004年、恵比寿にて出来立てのスイーツを提供する「Toshi Yoroizuka」をオープン。その後、六本木にライヴ感覚を重視した14席のカウンターデザート「Toshi Yoroizuka MIDTOWN」、杉並区の八幡山駅近くに「Atelier Yoroizuka」開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろにゃんこ

58
このお二人が出るバラエティが好きでした。飾り気なく本音を言い合いながらも幸せに満ちていて、でも面白くて。その後、ビックリするほど痩せてしまい、それでも舞台を続けていた様子、急きょ降板、そして・・・あの葬儀での鎧塚さんの「割れんばかりの拍手で送ってください」数々の場面が印象強く残っています。この本は常に前を向き、自分で進むなお美さんの生きる姿が綴られています。そして途中から執筆を引き継いだ鎧塚さんが語る最期の様子。涙々の読了でした。ご冥福をお祈りいたします。2016/05/01

yuko

27
普段ならあまりこのような本は手に取らないのだが、ぎりぎりまで舞台に立ち女優として生きたその強さがどこから来るのかを知りたかった。マスコミではいろいろ言われていたけど、自分で納得するまで治療法を探し求めた生き方は潔く、難しい部位の癌だったのだろうけど打ち克ってほしかった。残念です。2016/02/14

ichi

22
【図書館本】故川島なお美さんの闘病手記。最期まで生きることを諦めず、ポジティブに生き続けた川島なお美さん。そして夫婦愛が素晴らしかった。「どれだけ長く生きたかではなく、どのように生きたか」という言葉が心に強く残りました。2016/05/11

James Hayashi

21
自分の若い頃のアイドルであったなお美さん。華々しい女優記であるかとおもったが、闘病記であった。 闘病も人生の一大イベント。記録をとっておけば誰かの参考になるかも知れない。齢を取っていく姿が見れず残念。お悔やみ申し上げます。2021/04/21

kemi

19
川島なお美さん、聡明な女性ですね。感動しました。2017/01/28

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