出版社内容情報
あの巨大建築物を作った労働者たちはどこに住んでいたのか? 砂の下から甦った古代都市の真相を気鋭の考古学者が明らかにする。
砂漠の下から「古代都市」が見つかった! 気鋭の考古学者がその謎を解明。「ナイル川の東は生の世界、西が死の世界」。まことしやかに語られるこの説は誤りだった! 四五〇〇年前、あの巨大建築物をつくった人々はそのすぐ横に住んでいたのだ。最新の発掘データを元に「どのように作ったのか」、「なぜ作ったのか」に加えて、ピラミッドを建てた「人間」に焦点を当てた古代エジプト研究の最前線。
内容説明
砂漠の下から、4500年前の「古代都市」が見つかった!巨大建築物をつくった人たちの知られざる生活を、気鋭のエジプト考古学者が、最新調査データから明らかに。当時の「人間」に焦点を当てた古代エジプト研究の最前線!
目次
プロローグ ある日の発掘現場
第1部 どのようにピラミッドを作ったか(内部構造の解明;傾斜路のエキスパート;二八〇〇〇時間の奮闘)
第2部 なぜピラミッドを作ったか(ピラミッドに取り憑かれた人々;王墓か、否か;「再生」の力)
第3部 誰がピラミッドを作ったのか(レーナー博士の軌跡―超古代文明探しから実測へ;古代パンのレシピ;甦る古代都市;「アラブの春」)
エピローグ 四五〇〇年前の「ピラミッド・タウン」
著者等紹介
河江肖剰[カワエユキノリ]
エジプト考古学者(歴史学博士)。1992年から2008年までエジプト在住。現在、名古屋大学CHT共同研究員。米国古代エジプト調査協会のメンバーとして「ピラミッド・タウン」の発掘、並びに多国籍チームによるメンフィス地区の巨石建造物の3D計測調査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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