ピラミッド・タウンを発掘する

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103395713
  • NDC分類 242
  • Cコード C0020

出版社内容情報

あの巨大建築物を作った労働者たちはどこに住んでいたのか? 砂の下から甦った古代都市の真相を気鋭の考古学者が明らかにする。

砂漠の下から「古代都市」が見つかった! 気鋭の考古学者がその謎を解明。「ナイル川の東は生の世界、西が死の世界」。まことしやかに語られるこの説は誤りだった! 四五〇〇年前、あの巨大建築物をつくった人々はそのすぐ横に住んでいたのだ。最新の発掘データを元に「どのように作ったのか」、「なぜ作ったのか」に加えて、ピラミッドを建てた「人間」に焦点を当てた古代エジプト研究の最前線。

内容説明

砂漠の下から、4500年前の「古代都市」が見つかった!巨大建築物をつくった人たちの知られざる生活を、気鋭のエジプト考古学者が、最新調査データから明らかに。当時の「人間」に焦点を当てた古代エジプト研究の最前線!

目次

プロローグ ある日の発掘現場
第1部 どのようにピラミッドを作ったか(内部構造の解明;傾斜路のエキスパート;二八〇〇〇時間の奮闘)
第2部 なぜピラミッドを作ったか(ピラミッドに取り憑かれた人々;王墓か、否か;「再生」の力)
第3部 誰がピラミッドを作ったのか(レーナー博士の軌跡―超古代文明探しから実測へ;古代パンのレシピ;甦る古代都市;「アラブの春」)
エピローグ 四五〇〇年前の「ピラミッド・タウン」

著者等紹介

河江肖剰[カワエユキノリ]
エジプト考古学者(歴史学博士)。1992年から2008年までエジプト在住。現在、名古屋大学CHT共同研究員。米国古代エジプト調査協会のメンバーとして「ピラミッド・タウン」の発掘、並びに多国籍チームによるメンフィス地区の巨石建造物の3D計測調査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒豆

8
本書の内容は、III部立てのタイトルでもある、この巨大な現像物をどのように建てたのだろうか?いったいなぜこの巨大な現像物を建てたのだろうか?ピラミッドを造った人々はいったいどこに住み、どのような生活をし、そして建造中にはギザ台地の上で実際にどのろうな生活をしていたか?が端的に表している。興味深かったのは、建築に関わった人々がどんなパンを食べていたから始まり、その人数、必要カロリーからパンの量、生活サイクルの話。封印に用いた封泥も興味深かった。2015/11/22

tomatona

2
面白かった〜!ピラミッドを緻密に調査して、少しずつ真実を探っていく感じは、良質の警察小説を読んでいるみたいに、ワクワクした。2015/10/21

gokuu

2
仕事用。日本人考古学者がデータで語る研究の今。面白かった。ピラミッド研究が今、どこまで来てるのかという話がまず新鮮。研究方法や学説の定め方の解説も、現場感覚いっぱいで分かりやすくていい。土木や建築好きな人は特に面白そう。2015/09/30

けんちゃん

1
 ピタミッドって〜ほんと魅力あるね。一度 行ってみたいもんだ。2017/03/22

m_syo

1
考古学だけの立場からではなく、著者も言うように「人」に焦点を当てて書かれていた点が、親近感が湧くというか、身近に感じて分かりやすく、面白かった。2015/10/14

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