内容説明
大手都銀、四大証券、総会屋、日銀、大蔵、政治家…この腐蝕の連鎖!密封された闇の奥を照らす500人の証言。
目次
第1章 癒着の系譜
第2章 発覚と混迷
第3章 会長はなぜ死んだか
第4章 腐蝕の連鎖
第5章 権力の誘惑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.T
1
☆☆☆★2020/03/02
Koichi Mori
1
総会屋小池隆一の利益不正供与事件を発端に野村證券や第一勧銀の不正、更に新井将敬議員の自殺までを描いたルポ。 読売新聞にも硬派なルポを書ける人が居たのか、と感心して後書きを読むと、 纏めたのは当時東京本社社会部次長の清武英利氏、 そう、先日の渡邉恒雄告発問題で有名(?)になったあの清武英利氏です。 この本からも渡邉恒雄告発問題に通じるものを感じました。2012/01/29
きくちたかし
1
なぜ右翼が総会屋として生業をもてたのか なぜ暴力団とつながりがあったのか なぜ一流企業が総会屋の食い物にされたのか また総会屋を利用したのか なぜもつちもたれつの 関係がたちきれないのか なぜ生きがいが会社しかないのか なぜそのことが尊いと思いすごしてしまうのか 死ぬほど会社に忠誠をつくしたいのか なぜ隠してまで死のうとするのか 疑問だけが残ってしまう2014/05/06