出版社内容情報
かつて祖母が殺された団地で連ドラ撮影に立ち会うことになった彩乃。不審死が続く現場に犯人は現れるのか。ビターな青春ミステリー。事実は連ドラより奇なり――21年前の未解決事件が今、カメラの前で甦る! 女優の付人を務める19歳の彩乃は、自分が生まれる前に祖母が「7番街の殺人」と呼ばれる事件で殺されていたことを知った。しかも殺害現場の団地が撮影中のドラマのロケ地に。撮影が進むにつれ周囲では不審死が相次ぎ、魔手は仕事にてんてこ舞いの彩乃にも伸びてきて……精緻な伏線と予想外の展開。止められない青春サスペンス。
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
内容説明
ここは連ドラの撮影現場。そして―わたしのお祖母ちゃんの殺害現場。犯人はこの中にいる!21年前の未解決事件が、カメラの前で今よみがえる!時を超えて張り巡らされる罠。ノンストップ青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
38
図書館本。古い団地で昔起こった殺人事件、未解決事件の真実とは。元気で前向きで強い女性陣に反して残念な男性陣がたくさん出てきた。途中から事件よりヒロイン彩乃の恋愛もようの方が気になってきちゃったよ。彩乃の父はあんな衝撃な出会いをして結婚したのにアレだし、彩乃の彼氏候補かと思った町田刑事もアレでなんだかなぁだし。父の行動に何か理由があるのかと思ったのに。彩乃はまだ19歳だからこれから素敵な出会いが待ってるはず。2017/09/14
あむぴの
36
団地の7号棟で起きた殺人事件に関連した話。主人公がもてすぎだと思う(笑)。赤川次郎氏の作品を4連続で読んで、お腹いっぱいになってきた・・・。2017年5月、新潮社。2017/07/17
そうたそ
27
★★☆☆☆ 読みやすい。トントントンと進んでいってあっという間に終わってしまった。特に印象に残ることもなく、気になったことといえば言葉遣いの古臭さ。随所に時代錯誤的な言い回しが見られたので。ストーリーもご都合主義が過ぎる気がするし、これはイマイチだった。2017/11/04
星落秋風五丈原
25
ヒロインがもてもてだった。2017/06/15
YAKO
22
ミステリー、最高😊 面白い❗️赤川次郎さん、若い頃、読んでました✨ 久しぶりに読んだら いっきに引き込まれました。 先が見えないストーリー 話しがポンポン進んでワクワク☺️ あっという間にラストに☺️ 話のスピードが気持ちいいくらい速くて読みやすかったです👌 この本、お勧めです❗️ 2017.9 ブログより2017/09/06