出版社内容情報
新発見の裏で巻き起こる学術論争、学閥抗争、誹謗中傷……岩宿遺跡から旧石器捏造事件まで、考古学に魅せられた者の天国と地獄。
岩宿遺跡から旧石器発掘捏造事件まで、石に魅せられた者たちの天国と地獄。「世紀の発見」と言われた岩宿遺跡を発掘した在野の研究家、相澤忠洋。「旧石器の神様」と呼ばれ、相澤を支えた気鋭の考古学者、芹沢長介。二人の歴史を塗り変える「新発見」に、巻き起こる学術論争、学閥抗争、誹謗中傷――彼らに続いた藤村新一の「神の手」は、学界を更なる迷宮に。日本のルーツを巡る考古学界の裏面史を壮大に描く。
内容説明
「世紀の発見」と言われた岩宿遺跡を発見した相澤忠洋。「旧石器の神様」と呼ばれた芹沢長介。気鋭の考古学者が挑んだ「日本人のルーツ」は、やがて「神の手」の異名を持つ藤村新一へ。歴史を塗り替えた新発見から旧石器発掘捏造事件まで、石に魅せられた者たちの天国と地獄。
目次
序章 オレたちの神様
第1章 岩宿の発見
第2章 人間・相澤忠洋
第3章 芹沢長介と登呂の鬼
第4章 前期旧石器狂騒
第5章 孤立する芹沢
第6章 暴かれる神の手
最終章 神々の黄昏
著者等紹介
上原善広[ウエハラヨシヒロ]
1973年、大阪府出身。大阪体育大学卒業後、ノンフィクションの取材・執筆を始める。2010年『日本の路地を旅する』(文藝春秋)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2012年、第18回雑誌ジャーナリズム賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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