出版社内容情報
人生の種まきは終わらない。四季の花々、旬の食材、彩り豊かな挑戦の物語。念願のカフェを開いた真芽だが集客が伸びない。打開策として自分で種から育てた作物をメニューに取り入れようと試みるものの、予想外のトラブルが――経営や人間関係、さまざまな課題に直面しながらも真芽はどう生きたいのかを問い直し、新たな目標を見つけてゆく。涙あふれる名作『やがて訪れる春のために』待望の続編!
【目次】
内容説明
念願のオープンガーデン&カフェを開いた真芽だが集客に悩む。自分で種から育てた作物をメニューに取り入れようと試みるものの、予想外のトラブル発生で―経営も人間関係も思うようにいかない中で、真芽は己の生き方を問い直し、新たな目標を見つけてゆく。涙あふれる名作『やがて訪れる春のために』待望の続編!
著者等紹介
はらだみずき[ハラダミズキ]
千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。2006(平成18)年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
104
「やがて訪れる春のために」の続編。真芽が開いたカフェと庭、畑づくりを中心に物語は進む。「甘~い、やわらか~い」テレビの食レポでよく目にする場面。「おいしい」って何だろう。家庭菜園でも見かけの良いものやたくさん量を採るために多くの肥料や農薬が使われている。それらを全く使用しない農業は理想的だけど手間がかかるし本当に大変。でも本当に大切なものはその手間のなかにある。自分たちに正直にやりたい道を選んだ真芽と遠藤くんを応援したくなった。2025/11/17
ゆみねこ
84
「やがて訪れる春のために」の続編。祖母の家で念願のオープンガーデン&カフェを開いた真芽、客は増えずギリギリの経営。そんな中で遠藤くんが新しい提案をして種から野菜を育て、小学生のあずきと3人で作物を収穫する。認知症の祖母・ハルを気遣い、季節のものを上手く取り入れたメニューを工夫する真芽。同級生・ナスビーが隠していたこと、遠藤くんの決意。近くにこんなカフェがあれば行ってみたくなる。温かな気持ちで読了。2025/11/20
布遊
41
著者初読み。パートとして介護施設の厨房で働きながら、休みの日には祖母の家でカフェを営む真芽。同級生のナスビーと、花屋の息子だった遠藤君も一緒に住むようになる。遠藤君とは庭で野菜を作り、カフェでそれらを使ったメニューを出す。野菜の作り方は自然農法。自然農法には興味があるので、面白く読めた。癒される一冊だった。2025/10/28
aki
27
認知症になってしまった祖母ハルの空き家になった庭を再生し、カフェをオープンした真芽。その家で小学校からの同級生ナスビーとカフェの一角で生花店を復活させたい遠藤くんとの同居生活が始まり、預かっている隣人の畑で育てる野菜のことですったもんだしながら、それぞれにやりたい事、本当に望んでいるものを見つけていく。真芽も遠藤くんも農薬は使わないで、できるだけ自然に育て、本来持つ素材の味を大切に思っている。そんな2人のやり取りが温かい。農薬を使わない自然に育った野菜の旨み濃さは格別♪巡り来た春だけど真芽のこれからが笑。2025/10/03
信兵衛
25
遠藤と真芽、それにあずきが加わって、それぞれが楽しい気持ちを味わいながら、自分たちが理想とする畑、庭、カフェを目指してストーリーは進んでいきます。 前作もそうでしたが、何と爽快で、清々しい気持ちになれることか。2025/09/18
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- 小説十八史略(四) 講談社文庫




