出版社内容情報
溢れる蔵書と祖父の仏壇を納める家がほしい――気鋭の住宅作家に思いを託し始まった家造り。施主と建築家、それぞれの立場から描く。
あふれる本をどうにかしたい、実家の思い出を残したい――。“イエ”の歴史そのものである祖父の半生を遡りながら新たな“家”を建てる――気鋭の住宅作家に思いを託し、たった8坪で始まった家づくり。土地探しから竣工まで、その過程を施主と建築家、それぞれの立場から描いたドキュメント。施工の詳細や図面など図版多数。小説家・松家仁之による書庫訪問記も収録。
内容説明
施主と建築家、それぞれが描く家づくりの物語。
目次
家を建てるわけ―2008.09‐2011.06(家の来歴戦前;家の来歴戦後;家を継ぐ ほか)
どんな家を建てるのか―2011.06‐2012.05(阿佐ヶ谷の土地柄;堀部建築との会出い;施主との出会い ほか)
建ち上がる家―2012.05‐2013.03(施工会社の奮闘;工務店探し;着工 ほか)
著者等紹介
松原隆一郎[マツバラリュウイチロウ]
社会経済学者。東京大学大学院総合文化研究科教授。1956年、兵庫県神戸市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
堀部安嗣[ホリベヤスシ]
建築家。京都造形芸術大学大学院教授。1967年、神奈川県横浜市生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、“牛久のギャラリー”で吉岡賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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