書庫を建てる―1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト

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書庫を建てる―1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103352914
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

溢れる蔵書と祖父の仏壇を納める家がほしい――気鋭の住宅作家に思いを託し始まった家造り。施主と建築家、それぞれの立場から描く。

あふれる本をどうにかしたい、実家の思い出を残したい――。“イエ”の歴史そのものである祖父の半生を遡りながら新たな“家”を建てる――気鋭の住宅作家に思いを託し、たった8坪で始まった家づくり。土地探しから竣工まで、その過程を施主と建築家、それぞれの立場から描いたドキュメント。施工の詳細や図面など図版多数。小説家・松家仁之による書庫訪問記も収録。

内容説明

施主と建築家、それぞれが描く家づくりの物語。

目次

家を建てるわけ―2008.09‐2011.06(家の来歴戦前;家の来歴戦後;家を継ぐ ほか)
どんな家を建てるのか―2011.06‐2012.05(阿佐ヶ谷の土地柄;堀部建築との会出い;施主との出会い ほか)
建ち上がる家―2012.05‐2013.03(施工会社の奮闘;工務店探し;着工 ほか)

著者等紹介

松原隆一郎[マツバラリュウイチロウ]
社会経済学者。東京大学大学院総合文化研究科教授。1956年、兵庫県神戸市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学

堀部安嗣[ホリベヤスシ]
建築家。京都造形芸術大学大学院教授。1967年、神奈川県横浜市生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、“牛久のギャラリー”で吉岡賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

162
何故こういう家を建てることになったのかに大半を占めてて、著者の祖父の話しとかまで詳細に語られてもあまり興味が湧かなかったが、部屋の写真を見ると興味が湧いて来た。家全てを本棚にすると言うプロジェクトは素直に凄かった。こんな家に住んでみたいな。2014/06/15

mura_ユル活動

112
温めていた書。今年最後に読もうかと。気づいたのは建築雑誌。そして見に行った、私の家のそば。本書を見つける。著者は東大教授松原さんと建築家堀部さん。個人建物(書庫)構想&建設記。松原さんの生い立ちや偉大な祖父の第1部、建物計画の第2部、そして工事の第3部の3部構成。神戸出身の祖父の物語、戦前から戦後の様子から国が立ち上がる様がよく理解できる。どうして書庫を建てるようになったか?施主と建築家の思いが交互に構成される。熟考されたプラン。小さい建物ではあるけれど色々な思いが詰まった建物。読んでよかった。阿佐ヶ谷。2019/12/23

WATA

87
1万冊の本が収まる書庫のほかには仏壇と必要最小限の生活空間だけ、という本好きなら一度は憧れる(?)家を建てるプロジェクトの、はじまりから完成までをまとめた記録本。巻頭にある内部写真が非常に良い。円形の吹抜けに螺旋階段が取り付けられ、そのまわりをぐるりと取り囲むように本棚が設置されている様子は圧巻。玄関ドアを閉めると外の喧騒が全く聞こえなくなり、住宅全体が静謐な空間になる、という趣向も素晴らしい。周りの騒音を気にせず本に没頭できるなんてまさに理想的。私もこんな家に住みたい。2014/07/01

しいたけ

71
「溢れた本を狭小住宅を建てパズルのように入れちゃった」という本だと勘違いしていた。東京阿佐ヶ谷の8坪の土地。そこに、継いでこれなかった祖父の思いの在り処を作りたい松原氏と、人の身体と記憶という「途方もない海のような場所」で設計をするという堀部氏が書庫を作り上げていく。家を建てることの哲学に唸った。求めることは合理性でも芸術性でもない。上手く説明できないことが不甲斐ない。地下1階から2階までの螺旋階段を包む一万冊の本。だか憧れたのは、人と人との出逢いだった。2023/09/07

だーぼう

44
1万冊もいらないし、こんな書庫を建てるお金もないけど。完成までを外野から眺めるのはたまらなく幸せ。ブログに感想を書きました。2014/05/13

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