拡張する脳

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拡張する脳

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103347316
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「現実」と「代替現実」を自在に操るSRシステムで、脳の時間軸と境界をぶち壊せ!『つながる脳』の著者が語る、共有と拡張の世界。

「人間関係」を、脳はどう捉えるのか? 斬新な脳科学の可能性がここに! 『つながる脳』(毎日出版文化賞受賞)で、脳やコミュニケーション研究に一石を投じた著者が開発した、SRシステム。「現実」と「代替現実」を視覚と聴覚を通じて自在に切り替え、脳のリアルな反応から、目の前の「現実」を検証する――。相手との関係性や状況で、脳は認識を次々と拡張していく。あなたの「世界」を大きく変える一冊!

内容説明

『つながる脳』(毎日出版文化賞受賞)で、脳やコミュニケーション研究に一石を投じた著者が開発した、SRシステム。「現実」と「代替現実」を視覚と聴覚を通じて自在に切り替え、脳の反応を探り、目の前の「現実」を検証する―。地位や立場など相手との関係性で、脳は認識を次々と拡張していく。

目次

第1章 脳が現実を作る
第2章 新しい脳科学の方法
第3章 社会脳とは
第4章 脳はネットワーク
第5章 ほんとうの賢さとは
第6章 脳のオーケストラ
第7章 データ共有で脳科学革命

著者等紹介

藤井直敬[フジイナオタカ]
1965年広島県生まれ。東北大学医学部卒業。同大医学部眼科学教室にて初期研修後、同大大学院に入学、博士号取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)、McGovern Instituteにて研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター象徴概念発達研究チーム副チームリーダー。2008年より同センター適応知性研究チーム・チームリーダー。主要研究テーマは、適応知性および社会的脳機能解明。主な著書に、『つながる脳』(NTT出版、第63回毎日出版文化賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃんにゃんこ

4
面白さ402021/02/11

ゆき

4
小説の中だけの話にしないで、研究として取り組んでいることろがすごい。 こんなことを脳で研究しているのかと驚きつつ読了。2015/12/07

CJ

4
何十年後かはわからないけれど、『マトリックス』はムリでも、井上夢人の『クラインの壺』は実現するかも? SRの普及も、実現するとしても数年後だろうけど、もし本当に普及したら、たしかにメディア環境は一変しそう。いちどは体験してみたい。2013/10/12

3
SR(代替現実)技術の話が面白かった。ヘッドマウントディスプレイを頭に被って、いま目の前にある光景をそのディスプレイに映し出すと同時に、その映像の上にいま目の前にない映像を重ねることで、現実と代替現実の区別が曖昧になるシステムで、『攻殻機動隊』の電脳をハックされて違う現実を見せられる状態を疑似的に再現できたり、統合失調症の幻覚の症状を追体験できたりといろいろな可能性を秘めており、自分も一度体験してみたくなった。将来的には疑似的な代替現実だけではなく、脳の直接的な操作による代替現実も実現したりするのかな?2015/09/14

T2y@

3
面白い! 脳の認知機能研究からのアプローチで、仮想現実を作り出す取り組みSRシステムなど。 社会脳の仕組みについても興味高まった。 2013/11/19

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