小説作法の奥義

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小説作法の奥義

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103343325
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

文筆生活60年。生み出した小説は900篇超。それを可能にした手の内、明かします。小説が躍動する登場人物命名法、読者を満足させる〈九合目の理論〉、書き出しとタイトルのパターンとコツ、本を持たない蔵書術――短篇の名手にして古典名作案内「知っていますか」シリーズの著者が、来し方を振り返りつつ、培ってきた実践的テクニックとアイデアを大公開。創作を志す人々必読の知的興奮に満ちた全10章!

内容説明

短篇の名匠が、作家人生と読書歴を振り返り、培ったテクニックを惜しみなく公開!

目次

1 少年の日の憧れ
2 習作に惑いながら
3 カオスからカオスの道へ
4 脳みそのほとばしり
5 「知っていますか」考
6 中島敦を知っていますか
7 ラシーヌを知っていますか
8 女たちが行く
9 海外への旅から
10 花は散るために咲く

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エッセイの名手として知られ、他の著書に『花あらし』『闇彦』『ローマへ行こう』『地下水路の夜』『ギリシア神話を知っていますか』『シェイクスピアを楽しむために』『知的創造の作法』『老いてこそユーモア』など多数。2003年に紫綬褒章、2009年に旭日中綬章を受章。2018年には文化功労者に選出。文化審議会会長や日本ペンクラブ会長、山梨県立図書館名誉館長を務め、妻で朗読家の阿刀田慶子と結成した「朗読21の会」の公演を通じて短編小説の魅力を伝える活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

119
タイトルからは小説講座のような印象があるが、本書は、阿刀田さんが人生を振り返り、ご自身の創作の一端を紹介するという内容。短編の名手として、よくこれだけのアイデアが浮かぶものだと感心するが、常にメモを執り、トリックを絞り出し続ける日々の生活がある。傍目には苦行に見えるが、そんな雰囲気は感じられない。「文学は初めからストーリィ、ストーリィ、ストーリィ」「筆を執ろうとするときは最初の十行と終わりの十行は出来上がっている」など人気作家の秘密も垣間見える。激賞されているロアルド・ダールの短編集を読んでみなくては…。2023/02/13

くさてる

26
題名からはいわゆる創作講義の本のように思えるけれど、実際は短篇小説と文学紹介のエッセイの名手として知られた著者による、自らの創作人生の振り返り、といった感じです。もちろんそのなかにはたくさんの創作に関するヒントが散りばめられています。でも、これまでにそれなりに阿刀田さんの本を読んできた身としては、最後のあたり、ご自身の人生の締めくくり感があって、ちょっと寂しくなりました。ちょっと読み直すかな……。2023/03/15

ガットウ

22
★★★★4.3点。内容的に、阿刀田高ファンじゃないと、ついてこれないかもしれませんね。私は30年来の阿刀田ファンなので、とても楽しめました。2023/01/16

あまみ

18
他の方のレビューにもあるとおり、小説の書き方を指南しているものではない。だが、アイデアを見つけたり浮かんだりなどエピソードが書かれている。また情景を描く技法も少し解った気がした。小説書きを楽しんでいる私には面白いだけでなくヒントがある。 この本の中で、たびたび親しい友人が阿刀田さんから意見を求められて、応えている。こういう文学の素養がある友人がいるのはいいな、と思った。2023/06/07

reading

17
阿刀田氏を初めて読んだのは大学時代の友人に勧めてもらってから。それ以来、多数の作品を堪能させてもらうこととなり、愛読の作家のひとりとなっている。友人と阿刀田氏に感謝。2023/04/05

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