出版社内容情報
罪なきエイズ患者のため、男は取材の悪魔となった。強奪、脅迫、色仕掛け――元NHKプロデューサーによる骨太社会派エンタメ小説!
二千人を見殺しにした奴は誰だ! 取材の悪魔が巨悪を撃つ迫真の薬害報道サスペンス。強奪、脅迫、色仕掛け。取材の為なら手段を選ばぬディレクター西悟は、罪なきエイズ患者の無念を晴らすため、厚生官僚・医学部教授・製薬会社がひた隠す秘密を暴いてゆく。衝撃的なNHKの薬害エイズ特番を制作し、すべての真相を知る当事者がここまで描き切った! 社会派小説の枠を超えた一気読み必至の極上エンタメ。
内容説明
1993年秋、全日本テレビの「薬害エイズ問題」取材班に、恐れを知らぬ戦場ルポで鳴らす男が投入された。強奪、脅迫、色仕掛け…。取材の為なら手段を選ばぬディレクターの西悟は、罪なきエイズ患者の無念を晴らすため、厚生官僚・医学部教授・製薬会社がひた隠す秘密を暴いてゆく。壮絶なバトルの末に、驚愕の真相にたどり着いた西悟を待ち受けていた非情の運命とは―。取材の悪魔が巨悪を撃つ迫真の報道サスペンス。
著者等紹介
今井彰[イマイアキラ]
1956年大分県生まれ。80年、NHK入局。NHKスペシャル「タイス少佐の証言―捕虜体験46日間の全記録」で文化庁芸術作品賞受賞、NHKスペシャル「埋もれたエイズ報告」で日本ジャーナリスト会議本賞・放送文化基金奨励賞受賞、シリーズ「弁護士中坊公平」でギャラクシー優秀賞受賞など受賞多数。2000年に立ち上げた「プロジェクトX―挑戦者たち」は菊池寛賞、橋田賞などを受賞する。エグゼクティブ・プロデューサーを経て09年退局。2010年、『ガラスの巨塔』(幻冬舎)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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