出版社内容情報
中国の棚田広がる村で明るく暮らす苗族たち。迫り来る近代化の波に翻弄される村の10年を写真と文章で捉えた奇跡のルポルタージュ。
幾重にも連なる山の奥深く、心やさしき人々がひっそりと暮らすという……。千六百年前、詩人・陶淵明が描き出した幻の隠れ里「桃源郷」を求め、中国貴州省の山中、棚田広がる苗族の村に通って十年――村長の家に住み込み、共に働き、飲み、歌い、恋をし……人びととのふれあいと、迫りくる近代化の波に翻弄される村の姿、そして家族の想いを撮り、綴った、美しきノンフィクション。
内容説明
そこは“幻の理想の園”…古の詩人が想い描いた隠れ里“桃源郷”を求め、中国貴州省の山中、棚田広がる苗族の村に通った日々。村人たちとのふれあいと、近代化の波に翻弄される村の姿、そして家族の想いを、撮り、綴った、美しきノンフィクション。
目次
プロローグ
桃花源記
第1章 夏の風
第2章 秋の棚田
第3章 雪降る村
第4章 田植えの頃
第5章 桃源郷はここに
エピローグ
著者等紹介
竹田武史[タケダタケシ]
1974年、京都生まれ。同志社大学神学部卒。写真家・井上隆雄氏に師事し、1997年から5年間、国際日本文化研究センター主催の日中共同研究プロジェクト「長江文明の探求」に参加。記録カメラマンとして中国各地に取材を行う。2001年、フリーランスとして独立。日本文化のルーツを求めてアジアの自然、文化、思想をテーマに旅のルポルタージュを手がける。2010年、コニカミノルタFOTOPREMIO大賞、2014年、京都府文化賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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