韓国窃盗ビジネスを追え―狙われる日本の「国宝」

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韓国窃盗ビジネスを追え―狙われる日本の「国宝」

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103329619
  • NDC分類 707.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の寺院から重要文化財が次々と盗まれ、韓国で売買されていた……「元々は我々のもの、何が悪い」日韓の新たな“火種”に迫る。

日本から盗まれた重要文化財が韓国で売買されている! 信じがたき実態を暴く。長崎県壱岐島の安国寺、兵庫県の鶴林寺……日本各地の寺院から次々と盗まれる高麗仏画や経典。それらは韓国で高額で売買され、一部が堂々と国宝に指定されたという疑惑も。「元々は我々のもの、取り返して何が悪い」と開き直る古美術商や、彼らからの注文を受け暗躍する窃盗団たち。竹島だけではない、日韓の“火種”に迫る。

内容説明

長崎県壱岐島の安国寺、兵庫県の鶴林寺…日本各地の寺院から次々と盗まれる高麗仏画や経典。それらは韓国で高額で売買され、一部が堂々と国宝に指定されたという疑惑も。「元々は我々のもの、取り戻して何が悪い!」と開き直る韓国古美術商や、注文を受けて暗躍する窃盗団たち…。ヴェールに包まれた闇世界に踏み込んだ、意欲的ノンフィクション。

目次

第1章 重文窃盗ビジネス(犯人の息子との面会;息子の告白 ほか)
第2章 消えた壱岐の経典(重要文化財、盗まれる;盗まれた経典が韓国の国宝に!? ほか)
第3章 阿弥陀三尊像を巡る日韓の攻防(鶴林寺を襲った激震;犯人の一味からの電話 ほか)
第4章 古美術業界の裏世界(高麗仏画、再び狙われる;裏切られた期待 ほか)
第5章 犯人の独白(突き止めた居場所;大胆な手口 ほか)

著者等紹介

菅野朋子[カンノトモコ]
1963年生まれ。中央大学文学部卒業後、出版社勤務。その後、カナダ・カールトン大学で韓国語を修得。韓国延世大学付属語学堂に留学。「週刊文春」記者を経てフリーのノンフィクションライターに。現在、ソウル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

22
泥棒国家、この一言に尽きる。スポーツやればやったで、「ウズベキは嫌いだが、イランはもっと嫌い」と相手を挑発した上に、試合後相手選手を殴りつけ、そのくせ「イラン代表は誠意がない」だと!?「汝の敵は愛せません」2013/06/21

臓物ちゃん

3
こういう「元々は我々のもの、取り返して何が悪い」という盗難事件は実は日韓に限らず世界中で昔から発生しており、かのモナリザも元々自国のものだとイタリア人に盗まれたことがある。このようなケースに対しては外国の美術館・博物館は互いに連携して早急に対策を立ててるそうなので、日本も本書のような悪質な犯罪に対応すべく、美術品の管理に本腰を入れなければならないと感じた。あと日本で窃盗するために渡航費を窃盗するというのもすげーな。カオスだ。2014/10/14

onepei

3
過去がどうでも勝手に持っていくのはなしじゃないかな。2012/11/20

itosan04

2
重文、重文と簡単に書いているけど、それって日本の重要文化財だよ。完全に日本の貴重な宝物なのにどうなっているんだろう。一介の記者が体を張って真相を求めて奔走してるのに、他国に盗み放題なんておかしすぎる。日本の公権力は何やってんだろうか。2016/01/24

ノスケ

2
「元々は~」と言うのは理解できる。記録は無いにしても、日本に入ってきた経緯が売買・譲渡・盗難・委託どれであっても理屈は通るから。しかし略奪されたと断定し盗み返すという行動は間違っていると思う。そのうえ『元々は我々のモノ』と言いながら寺や美術館などに寄贈する訳でもなく換金している現実。結局はお金の為に窃盗を繰返す犯罪者。このような犯罪者が旅行客のふりをして入国してきている事を、もっと知って欲しいと思う。2015/10/14

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