出版社内容情報
日本の寺院から重要文化財が次々と盗まれ、韓国で売買されていた……「元々は我々のもの、何が悪い」日韓の新たな“火種”に迫る。
日本から盗まれた重要文化財が韓国で売買されている! 信じがたき実態を暴く。長崎県壱岐島の安国寺、兵庫県の鶴林寺……日本各地の寺院から次々と盗まれる高麗仏画や経典。それらは韓国で高額で売買され、一部が堂々と国宝に指定されたという疑惑も。「元々は我々のもの、取り返して何が悪い」と開き直る古美術商や、彼らからの注文を受け暗躍する窃盗団たち。竹島だけではない、日韓の“火種”に迫る。
内容説明
長崎県壱岐島の安国寺、兵庫県の鶴林寺…日本各地の寺院から次々と盗まれる高麗仏画や経典。それらは韓国で高額で売買され、一部が堂々と国宝に指定されたという疑惑も。「元々は我々のもの、取り戻して何が悪い!」と開き直る韓国古美術商や、注文を受けて暗躍する窃盗団たち…。ヴェールに包まれた闇世界に踏み込んだ、意欲的ノンフィクション。
目次
第1章 重文窃盗ビジネス(犯人の息子との面会;息子の告白 ほか)
第2章 消えた壱岐の経典(重要文化財、盗まれる;盗まれた経典が韓国の国宝に!? ほか)
第3章 阿弥陀三尊像を巡る日韓の攻防(鶴林寺を襲った激震;犯人の一味からの電話 ほか)
第4章 古美術業界の裏世界(高麗仏画、再び狙われる;裏切られた期待 ほか)
第5章 犯人の独白(突き止めた居場所;大胆な手口 ほか)
著者等紹介
菅野朋子[カンノトモコ]
1963年生まれ。中央大学文学部卒業後、出版社勤務。その後、カナダ・カールトン大学で韓国語を修得。韓国延世大学付属語学堂に留学。「週刊文春」記者を経てフリーのノンフィクションライターに。現在、ソウル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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