出版社内容情報
雌伏十年『完全自殺マニュアル』著者の衝撃作。経済成長至上主義、過剰消費、食糧、貧困…今この世界の“本当の問題”が見えてくる!
ぼくらは経済の奴隷じゃない! 『完全自殺マニュアル』著者、12年ぶりの新作完成! 自動車・洋服・自販機・電力……無理やり作られていく需要のからくりとは? そして豊かな国々の浪費こそが、貧しき国々を苦しめる! 経済成長至上主義、過剰消費、食料、貧困、環境破壊――今この世界の“本当の問題”が見えてくる、21世紀必読の書!
内容説明
豊かな国の浪費が、貧しき国を苦しめる!経済成長至上主義、過剰消費、食料、貧困、環境破壊―。今この世界の“本当の問題”が見えてくる、21世紀必読の書。
目次
第1章 身近にあるグローバル化の被害(服と綿花とアラル海;原発の輸出と重工業界の支配;コーヒーと南北問題の歴史;スポーツ・ビジネスと搾取工場;ジーンズと西洋の文化的侵略)
第2章 経済に仕える国・日本(アルミ缶とインドネシア;自動車を増やす陰謀;日本人はなぜパンを食べるのか?;自動販売機はなぜ増えたのか?;アメリカが増やしたタバコの輸入;マクドナルドの何がよくないのか?)
第3章 初心者のための“批判的”経済入門(誰にでもわかる資本主義の定義;GDPと自由貿易とカネへの依存;金融危機と自由主義経済の歴史;通貨危機とバブル経済の仕組み;「南」の債務問題と貧困の原因)
第4章 自然界とのつながり(人間界の外側;大豆と消えゆく農業;水を買わせる仕組み;霊長類とビタミンC;自然界の循環と死と再生)
著者等紹介
鶴見済[ツルミワタル]
1964年、東京都生まれ。東京大学文学部社会学科卒。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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