出版社内容情報
空襲により33万人もの死者を出したあの戦争。灰燼の中に佇んだ日本人は、「国のかたち」をどう作り直したのか。詳細に検証する。
未曾有の破壊を目の前に、先人たちは何を考え、どう行動したか――。二百以上の都市が潰滅し、九百八十万人の被災者、三十三万人の死者を出した、米軍による本土空襲。昭和二十年、瓦礫の平野に佇んだ日本人は、そこから「国のかたち」をどのように作り直したのか――。残された貴重な文献を繙き、東京、仙台、名古屋、広島、大阪などの具体例を検証。今、先人の知恵と教訓を学び取る。
内容説明
二百以上の都市が潰滅し、九百八十万人の被災者、三十三万人の死者を出した本土空襲。瓦礫の平野に佇んだ日本人は、そこから「国のかたち」をどのように作り直したのか―。残された貴重な文献を繙き、東京、仙台、名古屋、広島などの具体例から検証する。
目次
第1章 官僚たちの百年計画―戦災復興院
第2章 ケヤキ並木は育った―仙台市
第3章 百メートル道路の偉業―名古屋市
第4章 軍都から平和都市へ―広島市
第5章 首都計画のロマンと挫折―東京都
第6章 「安易な妥協は悔ある傷跡を残す」―復興余聞
著者等紹介
井上亮[イノウエマコト]
1961年大阪生まれ。86年、関西学院大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京、大阪の社会部で警視庁、大阪府警、宮内庁、法務省などを担当。長岡支局長を経て社会部編集委員。元宮内庁長官の「富田メモ」報道で2006年度新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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