白洲家の日々―娘婿が見た次郎と正子

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103322511
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

型破りな義父母との日常は、仰天の連続! プライベートでビジネスで、夫妻の愛ある肉声を交えながら綴る、知られざる白洲家の物語。

型破りな義父母との日常は、仰天の連続!愛娘を奪った日から、白洲次郎の唯一の“七年の敵”となった僕。西洋仕込みか、武士の嗜みか、リベラルで個人主義の徹底した義父母との日々は、じつは台風の目の中にいるようだった! プライベートで、ビジネスで、ゴルフ場で、旅先で、ぶれない夫妻のシニカルで愛ある肉声の数々を交えながら綴る、知られざる白洲家の物語。

内容説明

型破りな義父母との日常は、仰天の連続。愛娘を奪った「宿敵」である著者が、ぶれない白洲夫妻のシニカルで愛ある肉声を交えながら綴る、知られざる白洲家の物語。

目次

1 家族のこと、家のこと(円満の秘訣;直言は親譲り;可愛い孫との秘密 ほか)
2 スポーツマンシップ(ゴルフクラブライフ;お洒落について;軽井沢の思い出 ほか)
3 仕事と友情と(公私混同するなかれ;夜中の対決;肝を冷やした一言 ほか)

著者等紹介

牧山圭男[マキヤマヨシオ]
1938年、東京生まれ。1961年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、ヤナセ入社。65年、白洲次郎・正子夫妻の長女・桂子と結婚。70年、ヤナセから西武百貨店に転職、六本木WAVEやLOFTの開設に参画。常務取締役を経て97年、大沢商会常務取締役に就任。2001年に退任、以後、旧白洲邸武相荘の運営にかかわる。1999年と2001年に銀座・ぎゃらりー大倉(交詢ビル1F)にて作陶展を開いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

34
2012年刊。白州次郎と正子ほど力強く、自律的なペアを知らない。正子の著作はいずれ再読する。二人の娘と結婚した著者は根性があると思うが、台風の目の中みたいで気楽だったらしい。次郎と正子は、プリンシプル(原則)とコモンセンス(良識)を共有した柵の中で、お互いを大らかに放し飼いにしていたと言う。本書には二人の人柄が分かるエピソードがいっぱい。時代も立場も違うけれど、プリンシプルについて考えた。それは、盲目的に従っておれば守ってくれる校則やオキテとは真逆の、自律した自分を貫き支える、死ぬまで磨いてゆく信念だろう2025/03/06

ニコン

12
私の好きな白洲ご夫妻の娘婿の著者ですが、ゆうじゃさんが書かれているとおり、経歴にしてもすばらしく、本の内容も大変面白く、すっと読めました。改めてご夫妻の語録をとおしてお人柄がしのばれました。ご夫妻の本を再読したいと思いました。2012/07/02

Miwa

5
小田急線沿線に引っ越してから何度か鶴川に行くことがあり、気になってきた白洲夫妻。いろいろな本も出ているようですが、わりと最近出た本ということで読んでみました。白洲夫妻の一人娘のお婿さんが書かれています。他の本、特に娘の桂子さんの本も読んでみようと思います。2014/01/13

エトランジェ

2
品格を感じさせる日本人が最近少なくなったというか、総じて民度が低くなったというか。なんだか哀しい話だわねー。次郎さんも正子さんも今頃きっと嘆いていることでしょう。2019/06/21

(・∀・)

2
白洲次郎の義理の息子が書いた著書。実は白洲次郎も正子についても詳しくないのに読んでみた。文章は笑えるところもあり意外な生活感も感じさせるところもあり読みやすかった。とはいえ登場人物がブルジョワかつセレブな人々ばかりだけど。2014/10/27

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