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出版社内容情報
封印を解かれた五十数冊の創作ノートを完全収録。アマチュア時代からラスト・アルバムに至る“創作の軌跡”と“魂の遍歴”が一冊に!
内容説明
20年の時を経て、封印を解かれたOZAKIのノート―10年間に綴られた50数冊を初公開、完全収録。孤高の天才アーティストの“魂の遍歴”を辿る永久保存版。
目次
1 1981‐1983.3―アマチュア時代
2 1983.4‐1983.12―十七歳の地図
3 1984.1‐1985.8―回帰線&ツアー
4 1985.9‐1985.12―壊れた扉から&誰かのクラクション
5 1986‐1987―NEW YORK
6 1987.12―太陽の破片
7 1988―街路樹
8 1989‐1990―誕生
9 1991‐1992―放熱への証
著者等紹介
尾崎豊[オザキユタカ]
1965年11月29日東京生まれ。1983年12月1日青山学院高等部在学中にシングル「15の夜」、アルバム「十七歳の地図」でデビュー。1992年4月25日に亡くなるまで6枚のオリジナルアルバムとシングル曲を合わせて全71曲の作品を発表。作品に対する評価、および特にティーンエイジャーに対するメッセージは今も幅広く支持されている。代表曲に「卒業」「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
42
躍動感と高揚感に包まれていた少年時代。デビューを果たし、空高く羽ばたいていた青年時代。孤独と闘い続けた晩年。日記とも、独白ともとれる言葉から、口ずさんで歌いたくなるような歌詞。ライブやアルバムの構想やメモ書きなど、50数冊のノートが1冊の本にまとめられている。いつでも、どこでも彼は孤独であり、理解者などいないと感じていた。それは、突き刺さるような言葉の氾濫であり、泣き叫ぶような豪雨であり、誰にも止めることができない。止めることができなかった…だから走り続けていたのかもしれない。2012/08/22
シグマ
15
尾崎豊直筆のノートのまま見せてくれたらもっと最高だったのに。シンガーソングライターでありながら50数冊もノートに言葉だけを編めるって分かっていたけど相当尾崎は詞に熱意を込めてたんだなと思った。そして詞を音に乗せることでまた違ったメッセージになることに全てをかけたのだと思う。2015/10/14
マリン
8
読後、You tubeで尾崎が歌っている姿をみて、泣きそうになった。もう20年。すっかり大人になってしまった。私はこんな大人になってよかったのだろうか。2012/05/17
どぴゅどぴゅお
6
夜、寝る前に読みつづける。何か「解読」していくように読む(読ませる)ために、なかなか読み終わらない。他人の日記をこっそり読んでいるような気になる。プライベートな記述やあまりに載せられないという記述は省いているようだが、それこそ読みたいのだが…。2012/06/05
kanon
5
私の青春時代の象徴ともいえる尾崎豊。 読み進めるうちに、いろんな尾崎が見え隠れしてくる。 何かと常に戦い続けていた尾崎。 寂しがりやの尾崎。 読んでしまった後、尾崎豊という人を失ってしまった悲しみが再びおそってきて、切なくなってしまった。2012/05/27