生命と時間のあいだ

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103322139
  • NDC分類 460
  • Cコード C0045

出版社内容情報

壊しながら保たれる「いのち」の循環を表現し、動的平衡の新たな境地へ。ダ・ヴィンチ、ダーウィン、ガリレオ・ガリレイ、フェルメール、坂本龍一、手塚治虫、村上春樹、安部公房、丸谷才一……彼らの作品に立ち上がる時間の流れを捉え、世界と生命の解像度を一新する。近代科学で見えなくなった時間のパラドクスを解き明かす、著者真骨頂の新たな時間論。【カバー作品:落合陽一『アリスの時間』】


【目次】

内容説明

ダ・ヴィンチ、ダーウィン、坂本龍一、手〓治虫、村上春樹、安部公房…壊しながら保たれる「いのち」の循環=動的平衡で彼らの作品を読み解く。

目次

生命にとって時間とは何か
1部 時間論の土台(私の時間論;渦巻文様とダ・ヴィンチ;ダーウィンはビーグル号に乗って;ガリレオ・ガリレイの踏み台;レーウェンフックの観察手記が伝えること)
2部 時間を探求した冒険者たち(坂本龍一の時間論、または記憶;『火の鳥』で手〓治虫が描いたもの;生命とは何か;シュレーディンガーの猫の話の先;村上春樹に読む自己と他者;「頼りない」ものに心奪われるカズオ・イシグロ)
3部 記憶と時間を読ませる(時間と記憶が軸となる『笹まくら』;不思議の時計虫、安部公房;時間と空間のある『ジャッカ・ドフニ』;ドリトル先生の時間論;「今」に接続する『せいめいのれきし』;レイチェル・カーソンが見ていた海)

著者等紹介

福岡伸一[フクオカシンイチ]
生物学者。京都大学卒。米ハーバード大学医学部フェロー、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。サントリー学芸賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』、『動的平衡』シリーズ、『ナチュラリスト』ほか「生命とは何か」をわかりやすく解説した著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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おだまん

12
福岡伸一氏の動的平衡説からみた科学、美術、音楽、文学などの作品を通じた生命と時間の考察。科学系トリビア話も面白かったし、やはり気になっていた物語の中の時間と物理学的な現実の時間の関係について読み解かれていたところが興味深かかった。そう、音楽はまさに時間芸術!ちょうど科学未来館での深宇宙展に行ってきたばかりで、宇宙のスケールの大きさと生きていることのエネルギーについて感嘆に浸らずにいられない。2025/08/29

静かな月を見てる

10
福岡先生の文章はやわらかい。理系の人なのにとても文学的だ。中でも『ドリトル先生の時間論』がよかった。福岡先生はドリトル先生への憧れから生物学者になったのだそうだ。なるほど、そうだったのか。わかる気がする。2025/09/15

スエ

4
生物学者にして、「動的平衡」の提唱者である福岡先生の最新作。生命とはの問いは過去の著作でもあれこれ触れられていたが、そこに「時間とは」という問いが加わる。坂本龍一や手塚治虫、村上春樹などにまつわるエピソードと絡めながら、生命が自ら破壊と創造を繰り返し、循環していく不思議について語られる。相変わらず詩的な文章を書かれるなぁと。2025/08/29

けんとまん1007

3
福岡ハカセの文章のリズムが心地よい。中にも書かれているとおり、科学者に始まり作家云々というとおり。しかも、福岡ハカセの声すら聴こえてきそうな気がする。動的平衡からみた生命と時間。なるほどなあ~と思う。取り上げられている方々の作品・対話などを踏まえての思考の変遷がわかる。自分自身も一つの生命であり、時間の中になる。時として、昔の記憶が鮮明に戻ったり、先の夢をみたりしながら、今を生きている。そのことを考える。坂本龍一さんを、哲学者でもあり・・とされていることに、そのとおりと嬉しさを覚える。2025/10/02

ganesha

3
59年生まれの生物学者による、たくさんの言葉や芸術から時間の行方について考えたエッセイ。「とくに自分が若い頃に読んで深く心に残った物語を、年を経て、再度、読み直すことは、自らの人生を生き直すことでもあると思う」とモノ知りハカセと知識人の違い、坂本龍一にまつわるあれこれが印象に残った。2025/09/20

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