出版社内容情報
ギャツビーって誰? 名前だけは知っていたあの名作、実はこんなお話だったとは! 古今東西の物語の面白さが溢れだす世界文学案内。
内容説明
ギャツビーって誰?名前だけは知っていたあの名作、実はこんなお話だったとは!古今東西の92作。物語の味わいを凝縮した世界文学案内。
目次
ギャツビーは華麗か我々か?―スコット・フィツジェラルド『華麗なるギャツビー』
あるお屋敷のブラックな仕事―ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』
「脂肪の塊」は気のいい人なのに―モーパッサン『脂肪の塊・テリエ館』
流れよ理不尽の破滅型SF―フィリップ・K・ディック『流れよわが涙、と警官は言った』
こんな川べで暮らしてみたい―ケネス・グレーアム『たのしい川べ』
スパイと旅する人間模様―サマセット・モーム『アシェンデン 英国秘密情報部員の手記』
頑張れわらの女―カトリーヌ・アルレー『わらの女』
レモンの上司がパインとは―アガサ・クリスティー『パーカー・パイン登場』
技と感動のくだらなさ―フレドリック・ブラウン『スポンサーから一言』
終わりのない夜に生まれつくということ―アガサ・クリスティー『終りなき夜に生れつく』〔ほか〕
著者等紹介
津村記久子[ツムラキクコ]
1978年大阪市生まれ。2005年「マンイーター」(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポストライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、19年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞、20年「給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)」(ポリー・バートン訳)でPEN/ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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