飛び立つ季節 旅のつばくろ

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飛び立つ季節 旅のつばくろ

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  • サイズ B6変判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784103275220
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いつだって旅はある。そう、夢の場所がある限りは――。16歳のとき初めて一人で旅した秋田県男鹿半島、檀一雄の墓に参った福岡県柳川、吉永小百合と語り合った伊豆の修善寺……旅先での風景を前に、「あの頃」と「いま」が交錯する。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で人気を博した連載などから35編を収録、『深夜特急』の著者が気の向くままに歩き続けた、国内旅エッセイ集。

内容説明

いつだって旅はある、そう、夢の場所がある限りは―。初めての一人旅で訪れた男鹿半島、檀一雄の墓に参った福岡、吉永小百合と語り合った伊豆…。35編を収録した、国内旅エッセイ集。

目次

雨雲からの逃走
心残り
続けて通えば
ぽつりぽつりと
地下広場
蜜柑とアンパン
風景をつなげる
旅のリンゴ
いつか棚
待てば海路の
秋の祝福
竹林を歩きながら
逗留
天城越え
連れられて
すれ違い
訊ねることから
八雲のまなざし
静寂の中
崩れるままに
蝉のレスキュー
どちらが先か
幻の占い師
滝は流れる
衣笠

木造駅舎
日光号
隙間を空ける
時のふりかけ
黄金の刻
もうひとつの黄金の刻
赤いポスト
記憶のかけら

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京生れ。横浜国立大学経済学部卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞。その後も『深夜特急』や『檀』など今も読み継がれる名作を次々に発表し、2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

239
沢木 耕太郎は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」に連載されていた旅のエッセイ集、『旅のつばくろ』シリーズ第二弾です。何作かはリアルタイムで新幹線の中で読んでいます。改めて纏めて読むと、コロナ禍の今は尚更旅情をそそられます。著者は不便な場所でもレンタカーを使いませんが、これは拘りなのでしょうか❓ 第三弾も出版されるようなので、シリーズ全作完読予定です。 https://www.shinchosha.co.jp/book/327522/2022/08/07

あすなろ

110
旅のつばくろシリーズ2巻目。記憶が正しければ今回からは書き下ろしかな。前巻は確かJR東日本の冊子連載の収録だった筈。よって東北だけでなく南方面の旅も収録。相変わらず旅情感誘なう名エッセイ達。そして、井上陽水氏等魅惑的な登場人物もサラリと交え、休日初日の早朝に読む本としては最高であった。旅先に心残りを作る事は悪くなく、そこに心残しておけばいつかまた訪れる事が出来、残した心を回収する事が出来る、これが今回の大きなテーマだと捉える。そして、コロナ禍を少し混えて。僕はこれだけ年中旅をしていてもまた旅に出たくなった2022/09/11

ぶち

103
【秋なので今月も旅の本月間】 前作と同様に、すっきりとしていて品がある文章で、旅情を掻き立てられます。北斎の版画に描かれた滝を探しに行く旅行、江戸時代の随筆に触発されて三番町から九品仏までの徒歩旅行、若い頃の旅の記憶から抜け落ちている場所を再び訪ねてみる旅行....どの短編も素敵な旅ばかりです。私も沢木さんの旅をヒントに旅に出てみたくなりました。コロナという感染症対策には私たちも充分に配慮できるようになったと思います。沢木さんが仰るように自らの責任で自らの行動を決する旅に飛び立つ時期なのかもしれません。2022/10/02

KAZOO

96
沢木さんがある宣伝用の冊子に連載されたものをまとめたものでその第二弾です。ですので鉄道や各地のことが非常に読みやすい文章で書かれています。特に印象に残ったのは小沢昭一が書いた「東海道ちんたら旅」に触発されて沢木さんも「横須賀線ちんたら旅」を書く日のために衣笠駅に行ったと書かれているところです(まあ私の親せきがいた所なので)。また「黄金の刻」とその続編も印象に残りました。2022/09/11

fwhd8325

95
若い頃、沢木さんの作品に出会っていなかったら、こんなに読書が好きになることは無かったかもしれません。そして、一人で行動することの楽しさも教えてくれたと思います。先日、ラジオのゲスト出演をされていたとき、相変わらず若々しい語りにうっとりしました。そして、このエッセイ。やはり、沢木さんはエッセイなんだ。旅先で同じ店に続けて通うは、私自身も経験していて、何だかウキウキしました。2023/05/17

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