出版社内容情報
総理の答弁や法案に潜り込ませる「一言」で、改革はまるで逆方向に。“霞が関修辞学”の恐るべき罠を解き明かし、「脱官僚」実現の方法を示す。
内容説明
民主党はこのまま天下りを乱発し、官僚依存にひた走るのか?霞が関で駆使される“言葉と論理のトリック”を、元行革大臣補佐官がいま初めて明かす。
目次
第1章 「脱官僚」とは何か(「脱官僚」は民主党の専売特許?;政治家と官僚の“倒錯関係” ほか)
第2章 すぐによろけ始めた民主党(「事務次官会議の廃止」で好スタート;二枚看板「国家戦略局」「行政刷新会議」が始動 ほか)
第3章 自民党はなぜ公務員制度改革に敗北したのか(安倍政権での着手と熾烈な攻防;福田内閣での思わぬ前進 ほか)
第4章 民主党の“裏切り”で早くも風化する「脱官僚」(マヤカシの「降格」制度;甘利法案よりも後退した「内閣人事局」 ほか)
第5章 「脱官僚」実現のための五箇条(官僚を使いこなす前に、まず官僚を選べ;閣議を“お習字大会”から討議の場にせよ ほか)
著者等紹介
原英史[ハラエイジ]
1966年東京都生まれ。東京大学法学部卒、米シカゴ大学ロースクール修了。89年通商産業省入省。内閣安全保障・危機管理室などを経て、2007年から安倍・福田内閣で渡辺喜美行政改革担当大臣の補佐官を務める。その後、国家公務員制度改革推進本部事務局を経て、09年7月退官。株式会社政策工房を設立し、政策コンサルティング業を営む。大阪府人事委員会特別顧問、政策研究大学院大学客員准教授も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
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とりもり
344
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