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人の痛みを感じる国家

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103223177
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

日本人の精神は、どこまで壊れてしまうのか?ネット上で、他者を匿名で中傷する人びと。ゲームや映像に汚染されていく子どもたち。他人の痛みに全く鈍感な行政官や企業人…今こそ見直すべき心の情景を説く警世の日本論。

目次

名を隠す日本人、お前は何者か?
個人情報保護でこの世は暗黒へ
ITバブルと脳内汚染
“心の分娩”は三年かかる
詩人は金魚を突き殺す
被害者の死を待つ被告人・国家の怪
人の痛みを感じる国家は創れるか
現場・現物が語り出すとき
パソコンと棚田
続・パソコンと棚田
人間到る処青山あり
“新老人ジュニア”青山探しの旅

著者等紹介

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経てノンフィクション作家に。1972年『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。1995年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で、第43回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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