出版社内容情報
妻はそれきり11年、口を利かなかった――。
過ぎ去った時間ほど、侵しがたく磐石なものがあるだろうか。ひとは、過去に守られているのだ――。30を過ぎて結婚した男女の、遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる遠大な感覚で、人の幸不幸を超越して流れてゆく時間と、この世の理不尽と不可思議をあるがままに描きだす。
★第141回芥川賞受賞の瞠目の才能!
【著者紹介】
1965年千葉県我孫子市生まれ。83年東京都立上野高校卒業。88年早稲田大学商学部卒業。同年より現在まで会社員。2007年「肝心の子供」で第44回文藝賞受賞。〈作品〉『肝心の子供』2007年河出書房新社刊。「眼と太陽」08年文藝夏号=第139回芥川賞候補、単行本は08年河出書房新社刊。『世紀の発見』09年河出書房新社刊。「絵画」09年群像5月号。
内容説明
妻はそれきり11年、口を利かなかった―。芥川賞受賞作「終の住処」、書き下し短篇「ペナント」収録。
著者等紹介
磯崎憲一郎[イソザキケンイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。早稲田大学商学部卒業。2007年『肝心の子供』で文藝賞受賞。2008年『眼と太陽』が芥川賞候補に。2009年『世紀の発見』刊行。同年『終の住処』で第141回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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