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半島へ、ふたたび

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103165316
  • NDC分類 292.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報

★第8回新潮ドキュメント賞受賞

内容説明

「あれ、朝鮮半島じゃない!?」家内の声に飛行機の窓から覗き見る。その瞬間、僕のなかでおぞましい24年の歳月が甦った。初めて訪れたソウル。初めて明かす、北朝鮮、拉致への思い―。万感胸に迫る手記。

目次

第1部 僕がいた大地へ
第2部 あの国の言葉を武器に、生きていく

著者等紹介

蓮池薫[ハスイケカオル]
1957年新潟県生まれ。新潟産業大学専任講師。中央大学法学部三年在学中に拉致され、二十四年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、中央大学に復学。2005年、初の翻訳書『孤将』を刊行。2008年3月、大学卒業。訳書多数。著書もあり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テディ

59
拉致被害者であった蓮池さんの韓国旅行紀行文と翻訳家としての生業を体得するまでの過程が書かれていた。北朝鮮での在住経験を踏まえた韓国を俯瞰する目、自らが翻訳する事になった韓国ベストセラー作家との交流、朝型の暮らしに転換し翻訳に孤軍奮闘する姿がネアカ口調で書かれており救われた。拉致問題が解決していない以上北朝鮮の話題に細かく触れられない背景は理解出来る。いつか拉致問題が完全解決し北朝鮮での話を詳細に手記としてまとめてほしい。また蓮池さんにおかれては、失われた年月以上に太い充実した人生を送って頂きたく切に思う。2016/07/16

たー

33
その人生ゆえに、普通の日本人とは少し違った視線で韓国をそして日本を見ることができるのでしょう。今こうして活躍されているのは本当にうれしい。早く他の人達も帰れる日のくることを…なかなか良い本でした。2010/02/01

禿童子

32
帰国後7年目の2009年刊のエッセイ。翻訳者デビューのいきさつ、韓国文学のホープ2人の紹介、ソウル観光の紀行文、反日教育の南北比較(ソデムン刑務所訪問記)など、蓮池さん独特の視点が感じられる文章。北朝鮮生活で苦しかったエピソードの中で冬の食料の大量のキムチ作りと、暖を取るためのアカマツ暖炉の煙突掃除が印象的。最近の日韓関係の悪化についてはどう思われているだろうか。2019/08/20

Willie the Wildcat

21
朝鮮半島。文化、歴史観、思想・・・。訪問先の韓国での経験を通した、韓国、北朝鮮、そして日本との対比。印象深いのが、西大門刑務所歴史館の訪問。その真の目的に、根底に流れる儒教思想と、受難の歴史を感じざるを得ない。韓国・北朝鮮の比較では、三国時代の考察が興味深い。イデオロギーの違いが反映。そして、著者の人生への取り組み姿勢に、著者が”背負うもの”と、その真摯な人となりを感じる。蛇足だが、興礼門での柔軟な対応と投壺に、昨年9月のソウル出張を思い出す。隣国韓国の歴史をもっと勉強しなきゃっ!って感じさせる一冊。2013/01/31

lime@灯れ松明の火

15
拉致被害者として帰国されてからの思いをつづったエッセイ。もっと北朝鮮時代のことが語られるのかと思っていたが、折に触れて語られる程度。いくらでも恨みが書けるかと思うがそうではなく、静かな筆致は蓮池さんの誠実でフェアなお人柄をしのばせる。前半は韓国へ行かれて感じた、韓国、北朝鮮、日本それぞれの文化の差異についての興味深い考察。後半は翻訳者としてデビューされた経緯や苦労話など。奪われた24年の中で一番欲していたものは夢だと語る蓮池さん。チャレンジを重ねて行きたいというその生き方に勇気付けられた。2010/09/24

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