子どもの心の処方箋―精神科児童思春期外来の現場から

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103151517
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0095

内容説明

「親に心配かけない子」「いつも前向きな子」「落ち着きのない子」「勉強の苦手な子」…、はたしてそれは、その子の「個性」ですか?調査によれば「精神病的症状」を体験したことのある中学生、およそ15%―。心の不調を上手に訴えられない子どもからの緊急サインは、どう見分ければよいのだろうか。発症したその時には、親は教師はどう対処するべきか。見過ごされがちだった児童思春期の「心の病」について、大人が知っておくべきこととは?児童を専門に治療してきた精神科医が、具体的に解説。

目次

第1章 児童思春期外来を訪れる子どもたち
第2章 子どもに戸惑う大人たち
第3章 子どもに関わる大人たちへ
第4章 子どもが統合失調症になるとき
第5章 したたかな子どもに育てる
第6章 子ども支援と親支援

著者等紹介

宮田雄吾[ミヤタユウゴ]
1968年、長崎市生まれ。長崎大学医学部卒。長崎大学医学部精神科神経科に入局後、長崎県立大村病院、佐世保市立総合病院を経て、2000年より医療法人カメリア・大村共立病院に勤務。03年、園長として情緒障害児短期治療施設「大村椿の森学園」を開設。現在は同学園主任医師と大村共立病院副院長を兼務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

1
『外来診察は再診は、通常10分しか取れない。たぶん児童精神科医はだれもがそうであるはず。もし長く時間を取れるのなら①よっぽどの過疎地域で診療している②腕が悪いことが評判になっている③趣味の外来であるため患者を選んでいる』う~ん、こうゆうの読むと、やはりしっかり来るものは拒まずやらねば、と思ってしまうな~。あとがきの内容も熱いし。そうゆうの読むとすぐ影響される自我境界の甘い私ではある。2009/08/14

こじまる

0
児童精神は医療界、教育界だけでなく社会全体の問題です。微力ながら尽力したいです。2015/12/11

すずめ

0
会いたい方です。わかりやすい読みやすい。子どもに携わる方は読んでほしいです。2012/04/15

こづま

0
図書館で借りたけど蔵書に加えようかな。2011/03/07

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