内容説明
強面の生徒指導部長にして豪腕の柔道家。ストレスを溜め込む性格だという自覚は皆無。そんな体育教師が、突然、意外にもパニック障害になってしまった!?男は立場やプライドのために自分が不安と恐怖で飛行機や新幹線等に乗れなくなったことを隠し続けるが、あるとき、一種の責任感からパニック障害と向き合い、この疾患を克服しようと決意する―。その過程を軽妙に描いた体験録。
目次
第1章 「パニック」との出会い
第2章 転落の日々
第3章 原因はどこに
第4章 ギブアップ
第5章 九州へ行くぞ!
第6章 大空へ
第7章 克服は嘘だった!?
第8章 パニックマンとして
著者等紹介
高尾淳[タカオアツシ]
1960年代後半生まれ。証券会社勤務を経て、現在は、関東地方某県のとある私立高校の体育教師にして生徒指導部長。柔道部の顧問も務めている。約七年前、初めてパニック発作を起こし、以降、パニック障害となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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心
5
パニック障害と戦う6年間を綴った本。個人的にはとても不快です。何を思い何のメッセージ性を持ち本にしたのかわかりませんでした。ご本人は大変辛く苦痛な思いをなさったと思いますが…。文中だけからでは、きちんとした処置をとってるようには思えませんし…症状や状況等はその人それぞれです。何も知らない人がこの本だけを見たらどう思うのでしょうか?誤解は起きないでしょうか?2012/06/15
くま
1
教員でパニック障害はきついだろうな、と感じた。学校の上司が理解ある人で良かったと思う。2013/02/19
ユミ
0
不安症の私…この本に 癒されるかな?と読んでみました。読み終わり 病院から貰っている薬を握りしめ明日も仕事を 頑張らなと思う私でした。ドキドキサワサワ…2015/09/30
akamurasaki
0
学生時代は柔道の選手、証券会社に就職し、その後私立学校の教員に転職。こっちのストーリーもなかなか面白そう・・・パニック障害克服記とありますが、かなり特殊な独自の方法で対処しているので、普通の患者さんはマネしない方が良いかも(笑)。やはりなるべく早く病院にかかり、専門家と共に治療に当たったほうが、寛解への近道のような気がします・・・2015/03/19
あすか
0
パニック障害の闘病日記。2011/03/26