巨人軍は非情か

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103133117
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

リーグ制覇、日本シリーズ惜敗、そして始まった大型トレード…あの時、何があったのか!フロントトップが明かす「メークレジェンド」の舞台裏。常勝を宿命付けられた伝統の球団。新聞社社会部からその未知の世界に飛び込んだフロントトップが、あまりにも人間臭いベンチ裏を、持ち前の記者的好奇心で観察、時に冷徹に時に情熱的に綴った。今だから書ける「あの時の真相」もあらたに加筆、〇八年日本シリーズの「その後」までをも含めた二年間の記録。

目次

1 野球は幸せか(「喜」と「楽」のフィールド;数霊の存在;スカウトの時代;トレードと情;挑戦試合;喧嘩野球;「叱られ」オビスポ;「国民打者」へのメール;たっぱりカープじゃけえ;球団支店論;「自衛隊」は怒っている;テストを受けたスカウト;野球の神さん;見栄の捨て時;待つことをしない)
2 流れる水は新しい(借助外脳;小笠原家からの手紙;ドミニカ奮戦日報;技術統合;飛雄馬の穴;百一枚の絵馬;係長が人を創る;日本男児キャンプ;白いユニホーム)
3 金魚鉢の底から(奪い、奪われ;内発的動機;「入り口」と「出口」の間;もう一人のクルーン;天国へのチケット;コーチ道;アジアのあこがれlホームランのサイン;監督は眠れない;興行を超えるとき;もっとゲームを―;努力の音;じゃんけん入社;キミはタザワを見たか;ドーハの教訓;韓国はなぜ勝てたか;若者救済力;感泣の日;幸せセレンディピティ;やってみなはれ;B群育成論;それぞれの「道」)

著者等紹介

清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950(昭和25)年、宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、読売新聞社に入社。中部本社(現・中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長などを経て、2004(平成16)年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1日1冊

5
とにかく読みやすいしわかりやすい。小生いい歳なので子供からの巨人ファンというか巨人以外は巨人の相手をするためだけに存在しているチームと感じていたほどの巨人ファン。というか、巨人以外の球団の放送がなかったし新聞にもちょこっとしか乗らなかった時代の人間である。なんと落合が三間王をとってもテレビに試合が映らない自ニュースにもならない時代の人間である。それはさておき、やはり清武さんは野球が好きと言っても野球部ですらない人だからどこか頭でっかちでずれている気がする。球団寄りだし野球、選手を分かってない。そこが残念だ2021/11/12

DSS

5
★☆☆☆☆清武の乱が起きた時の本ではないだろう。 きっと清武がまだまだ読売で力を持っていた時の本だと思う。 清武は「俺いい人間やろ?凄いやろ?」っていうアピールに終始してる。 読んでて辛くなる。内容がない。中身のない人間が何かを書くとこうなるんだろう。 それでいて「俺頭いいだろ?」って主張だけが残る。 球団代表がこんなんでも優勝出来るなら,ホントお飾りで誰でもいいんだって事を世に知らしめることになる。思いっきり逆効果。 読んでて辛くなる。内容もないし,単なる自分賞賛の我儘本。世の中から抹消していい本だ。2017/07/06

SU

4
新聞記者出身だけあって、文章読みやすく上手い!巨人に愛情持っているのが凄く分かる文章です。2012/10/07

とりころ

3
タイトルが絶妙だったので読んでみたけど、そもそも野球にあまり関心がないので途中で飽きてしまった。非常かどうかはよく分からなかったけど、清武さんという人は綺麗事ばっかり言う人なのかなという気がしました。自分だけはいい人でいたいんだろうね。2011/12/21

はらへりこ

3
めちゃくちゃ面白かった!基本的に、かなりフラットな視点で、野球界について語っていると思う。プロ野球の世界が、「勝負」と「興行」の二つの面がある、ということはぼんやり分かっていたけどこうしてはっきり言葉にされるとよく分かるなあ。巨人に対してアンチ感情を抱く人も、出来ればアレルギーを起こさずに一度読んでみて欲しい本だと思う。2009/11/27

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