サイレント・ガーデン―滞院報告・キャロティンの祭典

サイレント・ガーデン―滞院報告・キャロティンの祭典

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  • サイズ A5判/ページ数 135,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784103129097
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

内容説明

生き生きとした素顔。不思議な明るさに満ちた闘病日記。病床で描かれた絵入り料理レシピ51品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuukazoo

5
四方田犬彦『ラブレーの子供たち』で知った本。表紙側から始まる「滞院報告」は入院中の日記、裏表紙側から始まる「キャロティンの祭典」は入院中に書かれた絵入りレシピ集。武満徹についてはあまり知らないがそれでも「こんなことを書く(描く)人だったんだ」と驚いた。体重や体温のわずかな変化や排泄の回数等をいちいち気にせざるを得ない闘病生活の一方で書かれた遊び心いっぱいのレシピ。「キャロティンの祭典」の目次に並んだ料理の名前を見ていると曲名に思えてくるから不思議である、それが「枝豆ごはん」とか「いか味噌炒め」であっても。2016/11/19

きーみん

4
読友さんからの借り本。本を右からめくると闘病記、左からめくると武満さんが入院中に書かれたレシピになっている。闘病記の方は、辛いとか苦しいとか極力無く、医師の先生や見舞いに来てくれる友人、奥さん娘さんへの感謝と、自分は病気に勝つんだという強い意思が感じられた。また、豪華なお見舞いメンバーに目眩がしそうだった。レシピは、なぜか作ってみようかなと思うものには『疑問』とか『まったく空想の産物なので、大失敗ものかも』とか注釈があって楽しかった。2011/12/28

つれづれ

3
死の前年、3か月あまりの入院生活の中で書かれた日記「滞院報告」が表紙から、並行して描かれたレシピ・ブック「キャロティンの祭典」が裏表紙から収められている。自分のためだけに書いた日記では、闘病の苦しみを綴りつつも、その筆遣いは荒れることなく静謐で、時にユーモアすらあり、武満という人の奥底を見るよう。一方、娘さんが「今度嫁に行く時」のために書いたレシピ・ブックには、色鉛筆で描かれた繊細な食材の絵が添えられる。抗がん剤の副作用の中で描かれたとは思えないレシピの数々からは、食と家族を本当に愛する思いが溢れている。2009/02/26

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