出版社内容情報
迷走する日米防空戦略を見据え胎動する国内自主開発、はたして「心神」は飛翔するのか――。次期主力戦闘機選定を巡る日米の暗闘と防衛の最前線を描く。
内容説明
核をちらつかせる北朝鮮を前にして、日米同盟の呪縛により混迷を続ける日本の防衛戦略。次期主力戦闘機選定を巡り日米の鍔迫り合いが水面下で激化する中、一方で国内自主開発プロジェクトが胎動していた―。「見果てぬ夢」の実現は可能なのか?日米の暗闘を描く。
目次
第1章 コード・ネーム「心神」(ゼロの遺伝子;異形の兵器;「心神」誕生;4CX・PX)
第2章 日米同盟の呪縛の中で(ベールを脱いだ実証機;日の丸ステルスの実像 ;防衛産業基盤の命運)
第3章 迷走するF22(第四次FX問題;アメリカの思惑;対日不買論;オバマの決断)
第4章 取り残された日本の夢(米軍変貌;有事対応力;第六世代への道;「制宙権」を巡る争い;老将からの伝言)
著者等紹介
春原剛[スノハラツヨシ]
1961(昭和36)年、東京都生まれ。上智大学経済学部経営学科卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社編集局産業部を経て、コロンビア大学ジャーナリズム大学院国際高等報道プログラム・フェロー。米州編集総局ワシントン支局特派員、東京本社編集局国際部、編集局政治部などを経て現在、編集局国際部編集委員。米戦略国際問題研究所(CSIS)・国際安全保障部(ISP)客員研究員、米ヘンリー・スティムソン・センター・東アジアプログラム客員研究員を歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうぼう
osprey4691
dysphagia
ぶーにゃん@積ん読本解消中
キミ兄