内容説明
身近にこぼれ落ちている「幸福の種」を、みずみずしく柔らかな感性で拾い集めたエッセイ集。
目次
そらいろいろ
消えない風景
プール
時間のながれ
自由
はっきりしない時間にて
深い山のなかで
大切な時間
向き合う、ということ
パーフェクトであること〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
21
小沢征爾さんの長女征良さんのエッセイ。 お母様の入江美樹さんのモデル時代のファンだったので、感慨深かったです。 弟の征悦さんと仲良しだったようで、色々な遊びをされていたのが微笑ましいです。 チェリストのホロヴィッツさんと小沢征爾さんとで、数年に一度、普段クラシックを聴かれないような山奥で、ゲリラ敵な演奏会をされていた事や、ダライ・ラマの講演会に行かれたりと、育った環境の豊かさに驚嘆します。 自然と音楽が好きな征良さんと、そのご家族に好感度アップです。2014/07/30
shishi
8
[A-]小沢征爾の娘である征良さんのエッセイ集。落ち着いたリズムと清涼感のある言葉遣いによって編まれた文章は、著者の出逢った出来事や人、言葉を紹介しながら、毎日を彩りあるものにするちょっとしたコツをやさしく教えてくれる。サイトウ・キネンや音楽のこと、幼少時代のことなどを語る。征良さんがとてもやさしい人だとわかる。2014/04/16
うさこ
3
2~3ページのエッセイ集。とても読みやすい。人や物、全ての繋がりを大切にされている。空を眺め、自然の音を聴き、音楽を愛し、小澤さんが大切にされていることが分かります。穏やかな気持ちになれました。手元に置いて、時折読みたい本です。2014/04/07
久美
2
夏目漱石の言葉など、指標となるべき言葉が多く散りばめられてます。いくつ!か書き出していつも持ち歩きたいなぁ…2012/07/04
いくさむ
1
著者の「おわらない夏」が今も印象に残っている2012/10/24
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