出版社内容情報
茂吉の歌、もう会えぬ友、トーマス・マン、旅の記憶──人生の喜びと光を描く永遠の文学青年・北杜夫の単行本未収録エッセイ集成。
永遠の文学青年・北杜夫の内奥へ。すべて単行本未収録の名エッセイ集成。敬愛する父・斎藤茂吉。熱烈に傾倒したトーマス・マン。遠藤周作、辻邦生ら切磋琢磨した仲間たち。まだ見ぬ国を夢想した日々。自作解説「創作余話」百枚──「どくとるマンボウ」シリーズで国民的名声を得た後も若き心のままに燃やし続けた文学への情熱。八十四年の生涯を四十五の名篇でたどる、滋味豊かな人生航海記。
内容説明
永遠の文学青年、北杜夫の内奥へ。偉大な父、憧れ続けた文豪、もう会えぬ友、まだ見ぬ国を夢見た日々…含羞の作家の八十四年を彩った輝きの記憶たち。すべて単行本未収録の名エッセイ集決定版。
目次
書棚の記憶(マンから茂吉まで、影響を受けた本のリストから;同人誌の頃 ほか)
懐かしい人びと(井上ひさし氏のこと;とっておきの話 谷内六郎さん ほか)
旅と日常(アポロ11号の打上げをみて;ドビッシーの娘 ほか)
創作余話『北杜夫全集』月報から(「牧神の午後」「少年」ほか;「夜と霧の隅で」「遥かな国遠い国」ほか ほか)
著者等紹介
北杜夫[キタモリオ]
1927(昭和2)年5月生れ。’60年、半年間の船医体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行し、一躍ベストセラーとなる。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。その後『楡家の人びと』(’64)で毎日出版文化賞、『輝ける碧き空の下で』(’86)で日本文学大賞、’96年芸術院会員。’98年には『青年茂吉』を始めとする斎藤茂吉評伝四部作により大佛次郎賞を受賞。ユーモア溢れるエッセイでも人気が高く、多くのファンに愛された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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