出版社内容情報
四国で発生した謎の連続失踪事件。真相が解明される時、六十年前の「差別」の狂気が蘇る――人の心の最暗部を抉る社会派ミステリー!
その森は国に棄てられた者が集う場所――ノンフィクションの旗手が挑む慟哭の社会派ミステリー! 四国の山村で発生した謎の老人連続失踪事件。容疑者となった父親の真実を探るべく、私は現場へと向った。だが、そこに待っていたのは、余りにも凄絶な「人権蹂躙」の闇だった……いま蘇る、理不尽な差別が横行した六十年前の狂気。人はどこまで残酷になれるのか。救いなど存在するのか。長年の構想を結実させた情念の巨編!
内容説明
四国の山奥の村で、謎の連続老人失踪事件が発生した。容疑者となった父親の真実を探るべく、私は現場へと向う。だが、そこには歴史上最も凄惨な「人権蹂躙」の闇が立ち込めていた…。人間はどこまで残酷なのか。生きることに救いなどあるのか。長年の構想が結実した情念の巨編!血塗られた「差別」の狂気が、六十年の時を経ていま蘇る―ノンフィクションの旗手が世に問う、慟哭の社会派ミステリー!
著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年、東京生まれ。国内外の貧困、医療、戦争などをテーマに取材、執筆活動を行っている。ドキュメンタリーを主に手がけ、著書多数『蛍の森』は10年以上の構想を経て着手した、初の小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 電子書籍
- 武道独尊【タテヨミ】第258話 pic…
-
- 和書
- よどがわ - 日本の川